もう7月・・・京都が1年で1番暑い季節(祇園祭巡行〜大文字の送り火)はもう目の前に迫っています。
7月1回目の陶芸教室では、その暑い季節に少しでも涼を感じられる器に挑戦!
夕立の気配を感じる午後、「れぶん工房」を訪ねると、前回成形しておいた猫手の器が素焼きされていました。その白御影土の器に古代呉須で夏の絵柄を描くことで、ちょうど今日の作業は終わりそうです。
さて、涼しげな絵柄といっても、朝顔、金魚、花火、、、、う〜〜ん、何かもっとインパクトのある題材はないものか、、、白い器を前に悩むこと数十分。教室に行く前にちゃんと下絵を用意すればいいものを、私はどうもそういうことが面倒です。たとえ変な作品になってしまっても、目の前に器を置いて、その時に思いつくまま描いてゆくのが好きです♪
で、出来上がりはやっぱりいつものような猫柄で、、、、こんな感じになりました。この後、透明釉薬をかけて本焼きです。
歌留多用・・・「ゴチソウの海、、、誰にとって?」
小紅用・・・「食いしん坊な人魚姫」
模様はともかく、この器、ビシソワーズや冷たいコンソメのような洋風スープ(あんまり作らないけどね)から冷たいお茶漬け、果てはかき氷まで使えそうでしょ♪
それにしても、もっともっと若いうちに陶芸を勉強しておきたかった・・・・・作りたいものが次から次へと浮かんでくるのに、決定的に技術も時間も足りないのです。とかなんとかいって、もし陶芸をやっていたら、今頃染色教室に通って、もっともっと染色をやっておきたかったなんて言ってるのかも(笑)
遠い日の思い出ですが、実は私、学校を卒業して就職する時、「清水焼」か「京友禅」のどちらに進むか悩んだのでした。
じゃ、もう一度あの時に戻って人生をやり直せるとしたらどうする?へへへへへ・・・たぶん、どっちも選ばない(アララ)好きなことは仕事にしないほうがいい・・・♪
ホント涼しそうな色合いでかわゆいです
遠い昔選ばなかった道が今再び出会えたのは
何と不思議で素敵な事でしょう
京友禅を選んだ小紅ちゃんならでの発想で
陶芸の世界をのぞいているのかもです。
kibiちゃん、
友禅の道が暗く細くなっていったとき、
ランタン持って、側溝を掘り起こして行くくらいの元気を持つべきでした。
でも、中途半端に終わりかけた道が、
kibiちゃんやモノづくりの仲間に巡り会えたことで、
ちょっぴり明るくなりました♪
今、とっても楽しく創作活動しています〜〜
陶芸は、素人ですからと言い訳できるので、
さらに楽しいです(笑)
日光の天然の「かき氷」を入れてなんて、想像してしまいました。
素敵な絵つけです。
この肌も良いです。
そうで〜す、私も終わりかけた道で、ハンドルをきったので、皆さんにお会いできました。
あれからの新たな出会いといったら、なんと楽しいことか、何が良いのか解りません。
工房でのまあゆさんは、とっても楽しそう。
ハンドルを切ったといっても、
今までの経験を生かせるお仕事なので、
スタートラインはとっくの昔に切っていたのかもしれませんね。
出会いと言えば、、、
近所によい陶芸教室が出来たことも、よい出会いの一つ♪
今とっても楽しいです・・・・が、
本職に身が入らないのはどうも(笑)