2010年05月15日

まだ最終章ではないよ〜

京都三大祭の一つの「葵祭」が行われた5月15日は、ひんやりとした空気に明るい日差しの爽やかな一日でした。こんな天気は行列の参加者にも現物人にも過ごしやすかったことでしょう。

京都に住んでいるといつでも見られるという気楽さのせいか、思い起こせばもう長いこと葵祭りも祇園祭も時代祭も見ていないような・・・今日は出かけてみようか・・・

で、、、出かけたのは、葵祭ではなく知恩寺の手づくり市でした(笑)

手づくり市も出店しなくなって久しいのですが、会場へ15分くらいで行ける気楽さで、客としてはしょっちゅう訪ねています。今日は友人のお店を訪ねる目的もあり、昼ごはんを済ませてからいそいそと出かけました♪会場は相変わらずの盛況ぶりで、やっと探した友人はテントの下で昼食中でしたが、お客様の接客もあってゆっくり食べられない様子♪ちょっと売れたとうれしそうに話す彼女とゆっくり話したかったのですが、今回はあまり邪魔しちゃいけないと早々に別れを告げ・・・・・

次に向かったのは、水墨画を描く知り合いのグループ展「ル・ヴァン展」です。知恩寺から乗った市バスを東山二条で降りて、画廊まで歩いた岡崎公園界隈は新緑が眩しく、遠くははまるでブロッコリーみたいにモコモコとした緑の東山。

会場に着くと、表のウィンドウに知人の大きな作品が2点飾られていましたが、下書きをせず一気に描きあげたという作品はとても迫力がありました。一方ギャラリーの中の小品は、水墨画というより水彩画のような小粋な作品♪

仕事を持ちながら、グループの中心になって毎年作品展を開いてきた知人も、今年定年退職・・・・いろいろな理由で来年は故郷の新潟に帰るそうです。表に飾られた作品では、京都で暮らした長い年月の様々な心情を一気に描き出そうとしたのかな・・・・タイトルの「最終章」に感じるものがありました。

そういえば、遠い昔希望を抱いて京都にやってきた知人達も、ここにきて様々な理由で京都を去っていこうとしています。少しさびしく思いつつ、新しい土地で迎えるそれぞれの最終章が穏やかで悔いの無い時間になることを祈ります。って、しんみりした文章になってしまったけど、京都は魅力的な街だからまた戻ってきたりしてね。元気で長生きしたらそれもいいね。私はもう少し京都であくせく生きていきます。


Posted by kobechan at 2010年05月15日 23:46
Comments

こんにちは!!
いつも楽しみに拝見させてもらってまぁす。
>ちょっと売れたとうれしそうに話す彼女
って私のことでしょうか?
違ってたらごめんなさい(^_^;)
暑くて人も多くて大変な中訪ねてきて下さり
ありがとうございました☆
久しぶりに会えてたいへん嬉しかったです。

>私はもう少し京都であくせく生きていきます。
*わたすぃとおんなじだんべぇ*
って私も京都離れるときがくるのか
こないのか判らないのですが
居心地まぁまぁなので
もう少し。と思っていますが。
小紅さんもそうなんですね。

でも時々ずーっと京都でもいいような感じもするし。
不思議な場所ですよね。

Posted by: 日向夏 at 2010年05月17日 16:49

日向夏さんコメントありがとうございます。
紅甘夏どす♪

はい、うれしそうに話す彼女とは日向夏さんのことでございます。久しぶりにお会いできて、かわいい作品を沢山見せていただき、とっても楽しかったです〜〜♪

青春時代を過ごした土地は、誰にでも特別な場所になると思いますが、私にとってその土地が京都だったことは幸せです。
お互い京都にいるうちに(ずっといるかも)、できるだけ直接会いましょうね♪

Posted by: 小紅 at 2010年05月17日 18:54