2009年07月26日

長い梅雨

まだ降るかと・・・恨めしい気持ちで空を見上げた日曜日でした。

新しい葉に枝を譲った楓の葉が、雨粒受けて歩道に落ちていました。
今は夏休み・・・団地には子供達の歓声が響き渡るはずなのに、雨の集会場前広場はひっそりとしています。奥に見えるレンガの建物は、明治40年に建てられた鐘紡の工場のボイラー室だったそうで、工場が閉鎖された後、昭和56年広大な敷地に公団住宅が建った際に集会場として残されたものです。(よくぞ残してくれたと思います。)広場の西には旧大原街道が南北に走っています。石の道しるべは大原〜三条と彫られていますが、遠くは小浜まで続くいわゆる「鯖街道」だったのですよ♪この集会場あたりにたどり着いたら都は目の前、、、、塩のきいた美味しい鯖になっていたことでしょうね〜〜〜(食い物の話題入れたわっ♪)

ここに引っ越してきてからもう28年が過ぎました。当初は細く背の低い若木だったのが、今では枝葉が住宅を覆い尽くすように成長しました。
そうそう、、、、ボロボロになってもローンがまだ残ってるんだっけ(苦笑)
でも、ハード的にはそうとうガタガタでも、ソフト面(人間関係)では、住人同士の親密さと無関心が程よい比率だから、私はこの団地が好きです♪

集会場の裏手のパティオには、お地蔵様が置かれてます。団地の子供達をそっと見守ってきたのでしょうか・・・・あのころ生まれた子供達は、、、なんと!もう28歳なんですね〜〜〜私もアラカンになってるし、月日が経つのはなんて早いんでしょう。
秋になると真っ赤に色づく蔦の葉は、緑の夏もレンガに映えて見事です。

建物の間から望める如意が岳は、長雨をいっぱい吸い込んで大きな苔玉みたいです。あと20日もすれば、このお山は大の字の炎で夜空を焦がすのです、、、、京都は祇園祭から大文字まで(つまり今頃)が一番暑くカンカン照りの日が多いのに、今年は暴れん坊な梅雨がまだ明けません。

留袖の仕事が入ってきました。真面目に仕事しています!

十猫十色展&招き猫展のほうは・・・・

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・・・・・・・・

どうしよう・・・・・

まだ何も・・・・・・(苦笑)

やっぱりお尻に火がつかないと動かないのね、私。

脂身いっぱいのお尻なので、一度火がついてしまえば、あとは猛ダッシュできるのですが・・・・
なんせ長梅雨で湿っぽいんでなかなか火がつきませんわ(笑)

Posted by kobechan at 2009年07月26日 23:00
Comments

レンガの集会場、いいですねぇ  ほんと、よく残りましたね!
われ先にと天をめざして壁を這う若い若い蔦たち
深い木立に守られた、しっとりとした住居棟
ノラちゃんたちの家でもあるのね
もう取り壊されてしまった代官山の同潤会アパートを
思い出させてくれる、ノスタルジックないい味わいですね

如意ケ岳が見えるんですね
夜8時、「大」の字が最初に点火される山ですよね

あ〜あ、こんなところに住まいを持つ○田家、うらやましいぞ♪

Posted by: しゅう at 2009年07月27日 12:33

>同潤会アパート
たしかいろんなところにありますよね。
歌留多が学生時代住んでた原宿のは、
商業施設になってましたね。
摩天楼の東京も、一時憧れたのですが、
年のせいか、、、最近は古い建物に愛着が沸きます。

この集会場は、冠婚葬祭にも利用できるの、、、
時々、しめやかに葬儀が執り行われてる・・・
私もここで?あはは、、、、まだだぞ!!

大文字の送り火は、情緒があって、
いつかしゅうさんも見せてあげたい。
きっと泣くよ・・・・

Posted by: 小紅 at 2009年07月27日 17:17

レンガの集会所、なんとも素敵です。
並木道もいいですね。
しかも大文字さんも見られる場所なんですね。

ほんと暑い・・・
我が家はこの時期風が通り抜けにくいのか
家に熱気がこもります。
先ほど外に出たら、外の方が涼しいなんて・涙。

Posted by: sora at 2009年07月27日 19:17

同潤会アパートは関東大震災後に造られたモダンな鉄筋
コンクリートの団地ですが、今は上野下、三ノ輪にしか
残っていないようですね。昭和が一つ消えたという感じ。
戸川昌子さんの小説にも出てきますよね。

こべちゃんも推理小説マニアのようですが、私も30代までは
海外本格推理一辺倒で、40代から狂ったように日本のものを
読み出し、骨折で寝読書がしにくくなったので、今はさっぱり。

大文字送り火は若き日、京都駅近くのホテルから見たことが
あります。そのころからものぐさだったらしく、せっかく行ったのに
出掛けなかったのだわ〜(-。−;)

Posted by: しゅう at 2009年07月27日 20:45

昔々京都のあるマンションから(もちろん私が住んでいたときではありませんよ)畳に寝そべっていて大文字焼きを見たことがあります。

座敷からまん前に左大文字が見えて4Fか5Fだったと思いますが、高いせいか涼しい風が
吹き抜けて、京都とは思えない夜でした。

懐かしいなあρ(^o^)♪

Posted by: ピカコ at 2009年07月27日 23:01

>soraさん
お久しぶりです!
元気で、食べ歩いて(笑)ますか?
この建物の近くに、soraさんが気に入りそうな
小さな小さなパン屋さんがありますよ。
パン・ド・ラディ・・・・落ち葉の秋にでも
パンと文庫本を持って、集会場広場はいかが?
soraさんなら絵になると思います〜〜〜〜♪

>しゅうさん
最近の若い人の中に、団地フェチがいるみたいですね。
モノクロやセピアの写真集が出てます。
私は、もちろん富良野や那須あたりの一戸建てが欲しいけど、
京都にいる限りは、ボロボロでも今の住まいがいいです♪
京都駅のホテルからだと、、、小さな大の字だったかな?
ん?誰と見たんや(関西のおばちゃん風)!!

>ピカコさん
ん?こちら様も誰と見たんや〜〜〜
畳に寝転んで送り火だなんて、贅沢!
京都では、部屋から大文字が見えますが
不動産の売りですからね〜〜〜
送り火が消えると(暑い日はまだまだ続くのですが)、
気持ちは急激に秋バージョン!
それから焦らないように、そろそろ猫展の準備始めますね。
ちょっとは粘土猫作りますね♪
マダム・バタフライとか、ドラ姫さまとかさ(笑)

Posted by: at 2009年07月28日 09:58

↑前のコメント名前がないぞ!
誰や!・・・・・・・・私だっ!!!

Posted by: 小紅 at 2009年07月28日 10:00

ほんと、ノスタルジックの表現がぴったりです。色合いが何ともいえず美しいです。小紅ちゃんこんなロマンチックな環境に住んで幸せですねー。ゴミひとつ落ちていないなんて素晴らしいわ。留袖のお仕事、豪華絢爛ですねー。こんな大変な染織を手掛けているのですから作品の方は手が回らないのは良く分かります。小紅ちゃん同様お仕事が第一なのでFAXは動くとドキドキします。幸いな事に、急ぎの仕事が今のと所入って来ないので、8月4日の納品日には何とか後2体完成させたいです。お互い頑張りましょーね。大きな人形ドラミちゃんから頂いたベージュとこげ茶と金糸の入った帯全部使い切りました。またドラミちゃんはがき送るので見て下さいねー。後の2体は小紅ちゃんが選んでくれた布を使いましたー。出来あがったら添付するので楽しみにしていてねー。

Posted by: kibi at 2009年07月28日 22:50

kibiさん♪
この間もお葉書いただいてありがとうございました。
楽しみ、楽しみ♪ わくわく♪


Posted by: どらみん at 2009年07月28日 23:24

kibiさん、お人形間に合いそうでよかったですね。がんばりましたね〜〜〜
どらみさんのお母様の帯が、kibiさんの人形に蘇るなんて感激です。是非是非見せてくださいね。ここで紹介するのは・・・後々の個展とかのときに支障が出ちゃいますか?そうだったら、展示のときの遠景写真でもいいですから紹介させて欲しいです!皆に見せたい、、自慢したい、、、♪
私もいよいよ猫額を作らなきゃ!白生地は図案の部分の上下にけっこう余白が出来ます。もったいないことに、絹なのに捨ててしまう部分なの、、、今回からは綺麗な色で染めておきますので、機会があったらもらってね〜〜

団地は、綺麗なのはレンガの集会場付近だけですよ。居住棟は、普通の集合住宅です。このレンガと木々があるので住んでるようなもの!kibiさんの山荘のほうが何倍も素敵です!!

Posted by: 小紅 at 2009年07月28日 23:38

うお〜〜っ、どらみんのレス、早っ!!

Posted by: 小紅 at 2009年07月28日 23:41