2005年03月16日

Anahata@百万遍・手作り市

毎月15日は、百万遍・知恩寺境内で「手作り市」が開催されます。昔訪ねた時は、広い境内の一角に数十店が、のんびりと手作りのジャムや木工品、染物などを販売してる程度の市でしたが、年々数を増やし、最近はマスコミでも取り上げられるほどの大掛かりな手作り市になっています。店舗数も・・・350くらいあると聞いています。

先日は、知り合いが草木染のお店を出店してるということで、ちょっとお邪魔してきました。午後から雨という予報のせいでしょうか、、11時頃の会場は、人とすれ違うのも困難なほどの混みようでした。お目当ての草木染のお店は、結構いい場所が取れて(この場所取りが、けっこうすごいらしい。明け方の怒号のなかでの奪い合いも、、、一部にはあるらしい)数人の女性が、熱心に手編みのカーディガンやら麻暖簾を物色中でした。邪魔してはいけないと、しばらく境内の他のお店を見回っていると、人ごみの中に先の女性が、白い袋から見覚えのある草木染のカーディガンを覗かせて、満足そうな表情で歩いていました。お、、おお〜〜〜!売れたんだと、知り合いの出店に戻ってみると、、「売れたのはいいけど、夫に叱られちゃった。あんな安い値段でかって・・・・」え?。。。ちょっとボヘミアン的で知的なご主人がそんなこと言うのは意外だなと思ったら、「君が、自分で育てた植物をで糸から染めて、長いことかけてあんなに情熱的に作ったものじゃないのか。。。」ということでした。パートナーのことをよく理解して、きちんと評価しているからこそ出た言葉だったようで、すごくいいご夫婦だなってちょっと感動しました。

そのご夫婦は綾部の古民家でハーブや藍を育てて、草木染をしていますが、一ヶ月に一週間だけは京都のギャラリーにて作品を展示しています。15日は前記のように百万遍。知恩寺の出店で販売しています。
詳しいことは↓草木染AnahtaHPでどうぞ

http://www.eonet.ne.jp/~gallery-anahata/

そ、、、そして、、なんと、来月からは私もAnahataの隅っこをお借りして、作品を販売することになりました。仮称「猫額 ねこのひたい」な〜〜〜んちゃって。私も夫に「君の素晴らしい作品をあんな値段で手放してはだめだ!」なあんて言われてみたいけど、、、今のレベルでは無理だわ。(^^ゞでも、自分なりに頑張って、少しずついいもの作っていけたらいいかななんてね♪

画像は、会場のどちらかというと若い女性の多い一角です。じゃあ、「ねこのひたい」はこのあたりではないなって?誰よ、そんなこと言うのは。(笑)

Posted by kobechan at 2005年03月16日 10:47
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