2009年08月20日

お尻に火がついた

「第三回十猫十色猫だらけ展」&「第十一回平成の招き猫100人展」まで、一ヶ月余りになりました。

今年は二つがほぼ同じ時期の開催なので、なにかと気ぜわしく、今となっては少々追い詰められた感があります。。「十猫」のほうは昨年の招き猫展の作品に新作の小品・粘土猫を加えての参加予定なので、こちらは何とかなりそうですが、問題は「招き猫100人展」の大きな作品・・・・・・予定では2点です。

でも、図案の力不足を嘆きながらも何とか一点だけ図案〜〜糸目置きまでこぎつけました。画像は左が私の描いた図案の一部、、右が糸目を置いた白生地です。仕事仲間の糸目屋(伊砂工芸)さんが、図案と寸分違わぬ糸目を置いてくれるので、いつも全幅の信頼を寄せてお任せしています。。私が糸目を置くと・・・・情けないことに図案と雰囲気が変わってしまうのです、、、、(苦笑)時間が出来たら、糸目の練習をしなきゃいけないなぁ〜とは思いつつ・・・ついね(笑)

伊砂工芸のブログはこちら・・・・伊砂工芸の手描き和柄スタイルの製作裏話あれやこれやを綴ります。和柄のおもしろい見方や、描く時の手引きとして読んでやって下さい。(ブログの案内文より抜粋)

この作品は、いつもの「タビネコ」君が芽吹きの春をつかさどる春の女神「佐保姫」に出会うというテーマで描きました。ピンクやグリーン、イエローで、、、淡い色合いに染める予定です。
そうなれば、残る一枚はもちろん実りの秋の女神「竜田姫」(染織の神様でもあるらしい♪)・・・こちらの図案はまだラフ画の段階です(苦笑)

何はともあれ、やっとお尻に火がついたので、しばらくは土日の休み返上で作品を作ります。脂身の多いお尻ゆえ勢いよく燃えることでしょう(笑)

お仕事もがんばってますよ。。。これは留袖です。ん?猫額より画像が小さいのは、職先の図案ということに加えて、今の私のモチベーションに比例してということで(あはは)

Posted by kobechan at 2009年08月20日 23:40
Comments

小紅ちゃん、ひと言に染色と言っても大変な過程があるのですねー。それに比べて私の作業は雑で簡単でいい加減で恥ずかしいです。小紅ちゃんの図案を見ていたら、私のやっているカットの仕事がいかに簡単だったのかを知りました。「へとへとだわ」なんて思っていた自分はホント甘ちゃんだったと反省だよ。
質問ですがー。
糸目って小紅ちゃんの描いた図案を糸で縫って行くって事でしょうか?それだったらものすごく大変な作業だと思うのですが?小紅ちゃん、教えてくださいね。

Posted by: kibi at 2009年08月21日 01:49

またまたまたぁ〜〜
kibiさんは自分の実力を認識してないんだから!
そこがいいとこでもあるあけど(笑)
那須のお人形は、父が写真に撮ったらしく
近々送ってくると思います。楽しみ、、
でも、ギャラリーで撮影は禁止だったのではと
心配してます。
じっちゃまだから許してくださったのかな?

糸目は、筒にゴム糊を入れて、
細い先金からすこしずつ糸のように出して図案を描いていくのです。
糸のように〜〜〜ってことで、糸目糊置きと言います。
この糸目は、彩色したあと薬剤で溶かして除去します。
そして生地白が出来上がりの線になるのですよ。
http://kobechan.whitesnow.jp/s_gallery/s_gallery.cgi
の友禅部屋を見てくださいね〜〜
解りにくいかもしれないけど、、、

Posted by: 小紅 at 2009年08月21日 12:24