2006年08月13日

お見舞い&旧友

遠雷の聞こえる怪しげな空模様の午後、夫と伏見区の醍醐まで出かけて来ました。夫の部下が怪我をして、醍醐の総合病院に入院をしているため、そのお見舞いが目的なのですが、私も気分転換(不謹慎?)に同行することにしました。

醍醐は出町柳から京阪電車に乗り、三条京阪で地下鉄東西線に乗り換えて、全工程でも時間で言えば30分くらいの近いところ・・・古くからの友人が引っ越して住んでいる場所なのに、もう何年もご無沙汰している街です。駅前には大きな商業施設が建っていて、周りは団地の高層ビル群、、、、、醍醐は醍醐寺や随心院をはじめ、名所旧跡も多いところですが、駅前は随分近代的な街になっていました。

駅からすぐの病院を訪ねると、病室に彼の姿は無く、しばらくすると元気で散歩から戻って来ました。、指一本に白い包帯がまぶしい・・・・でも傷はそれだけ??一見したらかすり傷のようです。でも、明るい笑顔で見舞いの礼を言う彼は、実は旋盤で指を切り落としてしまったのを元に戻すという難しい手術を受けたばかりなのです。事故の日に限って、もう随分慣れてきたようだと思って、「気をつけろよ」の声かけをしなかったと気に病む夫は、「顕微鏡見ながらの細かい神経を繋ぐ手術がうまくいって、リハビリで元に戻る」という彼の言葉に、ずい分ほっとしていました。そして、今の医学の技術の進歩に驚いていました。「病院内には筋力トレーニングの設備も整ってることだし、この際体力つけて退院します。」と前向きの若い彼は、快復も早いでしょう。

そして帰り道、急に思い立って、長いこと会っていない私の旧友を訪ねてみました。学生寮の隣同士で、毎晩のようにお互いの部屋を訪ねてはたわいもない話をしたのが○十年前、結婚してからも夫を交えて4人で食事にもよく出かけたものでした。いつの間にか会う間隔が伸び、ほとんど会わなくなって・・・・う〜〜ん、それぞれの生活の中で、変わってしまった感性とかもあるし、ノスタルジーで訪ねたら迷惑かなとも思ったのですが、その思いは杞憂に終わり、会ったとたん以前と変わらぬ、明るいハイテンションの歓迎ぶり、、、あっという間に時間が戻り、楽しい時を過ごして来ました。

再会を約束して出町柳に戻ると、通り雨があったようで、数日間の酷暑が和らいで高野川の川風が心地よく、ほろ酔いの夫とぶらぶら歩いて家に戻ってきました。

PS  知る人ぞ知る・・この旧友と一緒に船尾から日本海に○○したのだよ〜〜
    ああ〜〜、花も恥らう19歳の乙女の時代があったんだな〜〜〜私らにも。
 

Posted by kobechan at 2006年08月13日 02:00
Comments

友人の旦那さんも、農作業中に指をおとしてしまって
友人が泣いて電話をしてきたことがありました。
幸い手術で元どおりになっています。
それが20年ぐらい前なので、今ならもっと医学が進んでいるかもしれませんね。
その友人とは、いつもべったりだったんですが
お互い結婚してからだんだんと疎遠になってしまいました。
自分でもどうしてなのかわからないのですけどね。
でも時々、すごく会いたくなるときありますね。

Posted by: きみどり at 2006年08月13日 21:34

すごく長い間疎遠になっていても
ある年齢が来ると、何故か再会して
考えられないほど大切な人生の友として、
再び足並み揃えて歩き出すこともあるのよね。
私の場合も、今までほとんど話したことも
なかった小学校から大学、バイトの友達たちと
今頃になって、お互いに少しずつ得た
いろいろな経験や知識を持ち寄って
助け合ったり、喜び合ったりしてるの。
すご〜く不思議な体験しています。

Posted by: てりぽ at 2006年08月13日 22:55

きみどりさんのお友達も、たぶん同じ思いを抱いてると思いますよ。なんてったって、パニックを起こした時一番に思い浮かんだ友ですものね♪

私の場合に限定してですが、自分がいい加減に生きてると、友達の生き様がまぶしく感じて、会うのを躊躇したり・・・テリポさんもまぶしい・・でも会うの躊躇しない、不思議。ほんわかとした雰囲気があるからかな〜〜(笑)

そう、理由もなくなんとなく疎遠になってしまった友人も多いですね。

でも、最近なんだか妙に会いたいのですよね。素直に元気な今を感謝し合いたいのです。


Posted by: 小紅 at 2006年08月14日 12:50

>・テリポさんもまぶしい

二人がお互いにまぶしかったら
まわりが明るくなっていいかもよ。
小紅ちゃんの創造力とものづくりの知恵や
技術にもっと近寄りたい・・・

Posted by: てりぽ at 2006年08月16日 08:06

私は・・・トイレの100ワット!あんまり意味の無い明るさですね(笑)

社会的な活動とか全然してないしなぁ・・・
何のために生きてるのか、時々考えちゃいます。

あ、送り火終わりましたね〜
秋ですね。

Posted by: 小紅 at 2006年08月16日 22:37

エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚ 足の植皮手術はここの病院だよ〜何たる奇遇なことか・・・驚いている。○和病院?
旧国立病院から専門医のいる形成外科を紹介されて転院したんだよ。
薄暗い病棟を歩いて<ホンマにココで?隠れた名医がいるのかな>半信半疑で強い猜疑心を持ったものです。

ココの病院の特徴は切断した指の接合手術の成功率が高いんです。
私の腕も最初に運び込まれていたらくっついたかもしれないのに・・・ナースが言ってましたが。。。
すでに組織が壊死してるし、最初にズバッと切り落としてくれたからこそ、痛みが和らげれたのじゃないかと。

指の怪我で入院なさる逞しい体つきの若い男性の患者さんが多かったですよ〜。
お友達の指も接合できてホントに良かったですね。

2ヵ月半入院してました。懐かしいな。
そうそう図書館もこの建物の中です。1時間1本のバス利用です。

Posted by: ぶひぃー at 2006年08月17日 01:00

そっか、、、、その時期のぶひぃ〜ちゃんの気持ちはどんなだったか、、、
今の明るいぶひぃ〜ちゃんがあるのは、本人の強い気持、家族のささえ、そして亡くなられた両親の精神的な支えがあるからなんだろうな・・・

>最初に運び込まれていたらくっついたかもしれないのに

なんか切ない・・・時間が戻るものなら・・・

○和病院・・・確かにちょっと暗い雰囲気(苦笑)でも成功率高いのですね、ちょっと安心しました。奥さんと小さな子供が二人の若いパパなので、これからもがんばらなくてはなりませんものね♪

ぶひぃ〜ちゃんのブログ、毎日お邪魔してますが、カキコしなくてごめんね。書きたいことはいっぱいあるのに、、、、ちょっとバテてるのかなぁ。

秋になったら元気で会いましょうね〜〜

Posted by: 小紅 at 2006年08月17日 23:09