2006年05月09日

GWその1 洞窟貯蔵庫見学

順不同のGW便り

郷里でのGWは、2日の早朝から一泊旅行の予定が、目覚めると本降りのお天気だったため、急遽取りやめ、結局日帰りで近場を行ったりきたりして過ごしました。

順不同になりますが、今日は島崎酒造の洞窟貯蔵庫を紹介します。戦時中、勤労動員の人たちによって戦車の地下工場用に掘られた洞窟で、100メートルの洞窟が3列、それを結ぶ60メートルの横穴が3列、すべて手で掘ったというのですから、、、戦時下のお国の命令ってス・ゴ・イ・・・ちなみに、戦車を作ることはなく終戦を迎えたそうです。湿気を含んで常時10℃に保たれた環境が、お酒の貯蔵に最適だということで、戦後島崎酒造が買い取ったそうです。

島崎酒造は、実家からほんの30分のところにある、「東力士」の銘柄でよく知られた蔵元です。歌留多が地酒の美味しいのを飲みたいというので、ドライブの途中立ち寄りました。私達が、店内に貼られた洞窟貯蔵庫の写真を興味深そうに見ていると、もう見学の時間が過ぎたにもかかわらず、担当の方が、近くの山中まで車で案内してくださいました。(本当にありがとうございました、、、って、このブログ見てるはずないですが)

草深い山中の洞窟の入り口は、小さな木の扉、、、でも一歩中に踏み入ると、思ったより相当奥行きのあるひんやりとした薄暗い洞窟に、何万本もの酒瓶が眠っていました。その姿は圧巻で、歌留多はちょっと興奮気味。何か目の前をよぎったかと思ったら、なんとコウモリ!一角には、オーナーズ貯蔵庫もあって、有名な料理人や作家の予約壜あり、一般の人で、息子が成人式になったら一緒に飲むんだと予約した壜あり、、、私達も何か予約したい気持ちになりましたが、値段が聞けませんでした(笑)

ということで、歌留多の購入したお酒はもちろん「どうくつ熟成酒」。京都に持ち帰った分は、友達を食事に呼んで、ウンチクを傾けながら飲むんだって言ってたくせに、美味しい美味しいってあっという間に飲んでしまいました。「東力士」は甘口なのですが、これはすっきり辛口、歌留多好みだったそうです。

次回は鎌倉・江ノ島をお送りします。


Posted by kobechan at 2006年05月09日 16:33
Comments

すっきり辛口いいですね
なんか食べ物、飲み物ネタが早いってのもいいです。

Posted by: ドラミ at 2006年05月10日 10:38

>なんか食べ物、飲み物ネタが早いってのもいいです。

おほほ。。。そして、レス一番乗りがドラミさんていうのが、またよろしいな〜〜(笑)

Posted by: 小紅 at 2006年05月10日 12:36

なんか盛りだくさん!
良い里帰りだったんですね〜。

・・酒蔵っ、辛口酒っ。興味津々。

Posted by: おせんべい@ at 2006年05月10日 20:58

そして、おせんべい@ちゃんが来た(笑)
私はお酒の味はよく分かりませんが、
一緒に買って来た、うりの「吟醸糀漬け」は美味しかったですよ〜〜

Posted by: 小紅 at 2006年05月10日 22:08