2005年06月12日

豚キムチと蛍と王朝の舞?

やっと振袖を仕上げ、本来なら手作り市の猫額制作で忙しいはずの土曜日でしたが、前述の理由でちょっと自由な時間が取れました。こういう日は家事とかは一切しないほうがストレス解消になっていいのだと、にわかに自己中カウンセラーになった私、「夕食は外食だ〜!」と、近所のお好み焼き屋さんに出かけました。豚キムチとネギ焼き、焼きそば、夫はもちろんビール付きで大満足。

店から出ると、朝からの雨が上がって三日月も出ている心地よい宵。猫のうるさい家にすぐに帰るのももったいないし、腹ごなしに近くの下鴨神社まで散歩に行くことにしました。運がよければ蛍にも出会えるかもと期待しながらほの暗い参道にたどり着くと、いつもより行き交う人が多いのに気づきました。蛍見物?それとも何かお祭り?そう思いながら神社に着いてみると、幸運にも昨夜は「蛍火の茶会」で、籠に入れられた蛍が境内を流れる御手洗川に一斉に放たれて、闇の中に幻想的に飛び交うのを、時間的に最高のタイミングで見ることができました。

その後は、神殿で十二単の着付けや、王朝の舞も見ることが出来て大満足。豚キムチの食事の後の軽い散歩中にこんなみやびな催し物に出会えるなんて、京都はやはり魅力的な場所で、こんな街に住んでいることの幸運をつくづくありがたく感じた夕べでした。

まさかこんな行事に出会えると思っていなかったので、カメラを持参していなかったのが悔やまれます。画像は、携帯で撮ったピンボケの着付け光景です。

おまけ・・・・家に戻ると、手毬は相変わらずの咆哮で私達を迎えてくれました〜〜〜あんがとね(T_T)

Posted by kobechan at 2005年06月12日 01:14
Comments

京都を満喫してよかったですね。

写真は映画かなにかのワンシーンかと思いました。

京都は被写体にあふれていていいですね〜。

Posted by: 倉本そーせーじ at 2005年06月12日 11:30

富良野を庭としているそーせーじさんをうらやましく思ったものですが、見方を変えると、私も羨ましがられているのかも。。。取りあえずは、今住んでる場所で、いろんなことを発見して行きますね。
下鴨神社の御手洗川と糺の森は、東映の時代劇によく利用されますよ〜〜。町娘が狼藉者に襲われそうになるシーンとかね(^^ゞ

Posted by: 小紅 at 2005年06月12日 13:34

未だ日本の良さが残っている京都は魅力ありますね。
そぞろ歩きにはちょうどいい時期ですね。

もう直東京に行きますが姉が市川雷蔵のファンなので又映画館の追っかけで時代劇を観に行きます。
時代劇全盛の時に京都で撮った映画は今見ても面白いです。

Posted by: スージー at 2005年06月12日 14:59

京都、、35年も前に来た頃に比べると、だいぶ変わってしまいました。。。それでも、まだまだ風情のある場所が沢山ありますよ。

いつかお姉さまと太秦映画村にお越しくださいね〜ちょっと足を延ばせば、嵯峨野の竹林の奥に「大河内山荘」があって、野点のお茶がいただけますよ。大河内・・・ふふ、時代劇ファンのお姉さまなら、誰のことか解りますよね(笑)

それにしても、スージーさんは日本とアメリカをしょっちゅう行き来できて、うらやましいな〜

Posted by: 小紅 at 2005年06月12日 23:46