2005年02月06日

猫町@一乗寺

古くからの友人と久しぶりにランチをしようと、近所のレストランを検索していたら、「猫町」というちょっとそそられる名前のカフェを発見しました。友人も私も大の猫好き・・・話はすぐにまとまって、暖かい土曜日の昼下がりに行って来ました。
近所には芸大があるせいか、ちょっと個性的なお店が点在する一乗寺・北白川通りを少し西に入ったところに、その「猫町」はありました。木の階段を少しあがって、薄暗い店内に入ると、レトロな家具や置物がうまい具合に配置されていて、古いジャズが流れ、なんとも居心地のいいお店でした。(ランチの牡蠣フライも美味い!)
この不思議な名前が気になって検索したところ、萩原朔太郎の「猫町」という小説から借りてきたものとか。作者が何気なく散歩していて迷いこんだ、非日常的な猫ばかりの不思議な町のことが書かれているということで早速読んでみました。著作権が切れているので、ネットの青空文庫で読むことが出来ました。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card641.html

なるほど・・・・・・旅、それは決して遠い異国に行くことではない、、、見慣れた街をいつもの逆コースで歩いていても迷い込むことがある不思議な空間に行くこと????

さすがに詩人の感性は持ち合わせていない私では、そこまでの経験はしたことがありません。でも、カフェ「猫町」は、ちょっと日常を忘れていい時間を過ごすことができたお勧めのカフェですよ。

http://www.onozomi.com/univ_gourmet/topic03_k_nekomachi.html

Posted by kobechan at 2005年02月06日 14:41
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