2004年06月20日

草木染工房「Anahata」


「一人で行くのは恥ずかしいから一緒に行って」と言う、草木染を始めた友達のお供で、草木染のお店「Anahata」にお邪魔しました。京都独特の細い路地(ろうじ)を、地図を頼りに訪ねたそのお店は、少し町家風の簡素なたたずまいの民家でした。蒸し暑い午後の風にゆれる藍染の暖簾をおそるおそるくぐると、私くらいの年齢の女性が、明るく招き入れてくださいました。自然が作り出す落ち着いた色合いの染物をたくさん見せていただいた後、自家栽培のお茶をごちそうになりながら、情熱的に語られる染の話に耳を傾けた楽しい一日でした。

「Anahata」は、京都丹波、綾部の古民家を工房に、染色のための藍やハーブを育て、周りに自生する草木を採取し、草木による染と織りなどを行っています。(パンフレットより)

一ヶ月のうち15日を含む日曜から土曜までの一週間は京都の民家で展示即売をされています。
ご主人と息子さんが作ってくれたばかりというHPを、とってもうれしそうに見せてくださいました。

http://www.eonet.ne.jp/~gallery-anahata/Sonota.htm

Posted by kobechan at 2004年06月20日 01:30
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