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もうずっと前に、梅原猛著「湖の伝説」という本を手にしました。何とも詩情溢れる題名と、表紙を飾る美しい絵に惹かれ購入したその本が、画家「三橋節子」を知った最初でした。
新進気鋭の女流画家として将来を嘱望され、幸せな結婚もし、可愛い子供達にも恵まれた矢先に病魔に襲われ、画家の命ともいえる右腕を切断、、、絶望の中から再び左手に絵筆を握り奇跡的に再起・・・・・迫り来る死の恐怖と戦いながら、35歳の若さでこの世を去るまでの期間に描かれた「湖の伝説」シリーズが特に好きで、それでいて、実物を見る機会を逸していた私でしたが、今回近所の美術館でやっと会うことが出来ました。
素晴らしい作品でした。看板の「花折れ峠」・・・野の花と一緒に流れていくまるでオフィーリアのような少女の絵には、涙が出てしまいました。