2004年08月23日

故郷の駅

脳梗塞のため長期間入院生活を送っていた伯母が、とうとう亡くなってしまいました。

会うたびに、認識能力が低下していった伯母は、いつの間にか私の中で過去の人になっていました。
でも、訃報を聞いて駆けつけた故郷の駅で迎えの車を待つ間、秋を思わせる澄んだ空を見上げていたら、伯母の居ない故郷がひどく空虚な気がしてきました。若くして2度も夫を亡くし、苦労の多い人生を歩んだ伯母は、小柄なかわいい風貌にもかかわらず、一族の中でいろんな意味で存在感のある人でした。けっして威圧的でなく・・・・・困った時に振り向くと伯母がいる・・・・・そんなほっとする存在でした。
過去の存在なんて思ってしまった私を、伯母さんは空の上で、あのやさしい笑顔で許してくれるかな・・・・

デジカメは富良野で壊してしまって、画像は携帯で撮った東北本線「氏家駅」です。

Posted by kobechan at 2004年08月23日 01:04
Comments

おはよう御座います、
そぅーでしたか長期入院されていたのですね、
明日は、わが身か何て・・・お互いに気をつけ
ましょう。

Posted by: 近衛検事 at 2004年08月23日 06:41

人生は思うようには行きませんね〜
どんな最期になるのかは神のみぞ知る・・・

最近、あの世にも会いたい人が増えちゃって、、、
以前ほど死が怖くなくなりました。(^^ゞ

でもでも、お互い健康には気をつけなくてはいけませんね♪

Posted by: 小紅 at 2004年08月23日 11:47