2018年09月26日

個展を終えて

少し日が経ってからのご報告になってしまいましたが、ギャラリー猫町での個展「行き合いの空」は、9月16日無事終了いたしました。ギャラリーに足を運んでくださったお客様、企画してくださったギャラリーのオーナー様、いろいろな形で応援してくださった方々に心から感謝いたします。これからの日々、また来年猫町でお会いできるのを楽しみに、ゆっくりと作品をそろえてまいります。

ありがとうございました。

画像は、今回の個展のメイン作品です。季節は、左「行き合いの空」から右「十三夜」に移行しようとしています。深まる秋の中で、9月の個展の楽しかった日々を思い起こしながら、良い作品を制作していけたら幸いです。
個展の様子は↓で紹介しています。お時間がありましたらご覧ください。
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今回は、個展が終了した足で栃木の実家に行ってきました。短い滞在でしたが、春に旅立ってしまった従弟のお墓参りや、お彼岸を控えた実家のお墓のお掃除をすることが出来て、少しだけですが心が洗われた思い・・・・でした。

実家のお墓は車なら15分くらいの近さですが、義妹は仕事に出かけ、父と私は車の運転が出来ないので、田園がどこまでも続く農道を自転車で(父は電動アシスト、私はママチャリ)で出かけました。遠くに見えるのは父で、時々止まっては自転車代わると言いますが、さすがに93歳の父にママチャリはね(笑)

我が家の墓は父母から始まるので、父母の前の先祖はいません。小さなお墓に今は母と弟が眠っています。

途中立ち寄った花屋さんがお休みで供花が出来ないと思っていたのですが、二人とも野の花が大好きだったので、私が農道のところどころで摘んだ花を供えてきました。

父は、子供のいない私達夫婦を気遣ってか「ここに一緒に入ればいい」と言ってくれます。その気持ちはありがたいですが、そういうわけにもいかないでしょう・・・でも、いつか私が死んで、もし魂があるなら、いつでも自由にここにやってくるからと答えました。

霊園の下には那珂川が流れています。帰りにはちょっと簗に立ち寄って一服。

故郷の空気は頭の栄養になりました。今は京都に戻って、次の作品展に向けて構想中です。時々、才能の無さに打ちのめされそうになりますが、志半ばに病に倒れた才能豊かだった弟の分も頑張らなくては!・・・・と思います。

Posted by kobechan at 22:16 | Comments (0)