ギャラリー猫町での個展「ねこものがたり」は、25日に無事会期を終えました。
おこしくださった皆様、フェイスブックやブログでご覧くださった皆様、応援ありがとうございました。
25日の遅い新幹線で10日ぶりの京都に戻ってきました。駅を出て市バス乗り場に向かう途中、高速バス乗り場には、これから東京に向かう夜行バスが停車中で、若い頃はいつもこのバスで移動していたなぁと、、、懐かしい気持ちになりました。「今は売れっ子だから、新幹線なのさ!」なんてことは全然なく、単に体力が夜行バスについて行けなくなっただけというのが、、、なんだかねさびしいね(笑)
個展の疲れも取れた本日は、備忘録かわりに会場の様子をアップしますので、いらっしゃれなかった方は、少しお付き合いくださいね。
この子は「ちゃーちゃん」 ギャラリー猫町の玄関で、時折お客様をお迎えしています。おそらく通い猫さんなのでしょう、栄養状態良好、人懐っこくて、お客様が玄関の扉を開けるのを待って、ギャラリーに入ってきます。(すぐ、外に出されてしまいますが、何度も何度も挑戦します、、、もしかして、かまわれることを楽しんでいるのかも♪)
ギャラリーはこんな感じです。古い建物ですが、都会の喧騒から遠く離れて、なんとも居心地のよい空間です。
では〜、1階ギャラリーのドアを開けて、時計回りに作品をご覧下さいね。
(スマホで撮った画像で、、、ピンボケなのが多いです。ごめんなさい)
三種の神器や雅楽をテーマにした和風の染額と、小さな陶器猫のコーナーです。
真ん中がDM作品「ねこものがたり」です。春「花さか爺さん」・夏「浦島太郎」・秋「かぐや姫」・冬「雪女」を一枚の友禅額で表現してみました。
「やさしい雪女猫」「竹取の翁」・・プラチナ箔と金箔を使用したちょっと豪華な染額です。
扇や団扇、小さな陶板額なども展示しました。
こちらの壁は、少し洋風の作品群です。う〜ん、今だに私の心の中に潜んでいる少女趣味の世界かな(笑)
そして、また和風に戻ります。歳時記や和の花なんかをテーマにした作品が多いです。
最後に何点か、作品をアップしたものをば↓
「やさしい雪女猫」「竹取物語」・・・・・竹の地紋の入った古い生地に染めたもので、地紋がいい感じに光を反射、、、私のお気に入りの作品です。
「ふるさとの野辺」・・・・故郷の四季と猫を染めてみました。うれしいことにとても人気がありました。
と、こんな感じの個展でした。
長々とお付き合いありがとうございました。
ご案内が遅くなってしまいましたが、、、、、
今週の木曜日から、谷中のギャラリー猫町で個展を開きます。
小紅個展「ねこものがたり」
2017年6月15日(木)〜6月25日(日)
19〜21日休廊
全日在廊の予定です♪
↓友禅染めを終えて金彩をする前の状態の生地です。今年は一部の作品にプラチナ箔を奮発していますよ♪完成品は会場でご覧下さいね。
↓ちょっとだけ完成品をお見せします。タイトルは「フラワー・オブ・スコットランド」ですが、あざみの花と猫を染めてみたくなって制作したところ、なんとなくヨーロッパのプリンセスみたいな・・・というか少女漫画みたいな作品に仕上がりました・・・奇しくもあざみはスコットランドの国花だということを制作中に知り、作品を「フラワー・オブ・スコットランド」と名づけました♪
同じ図案で背景の色と猫柄を変えてみました。皆様はどちらがお好きですか?
今年もたくさんの陶器猫を出展しますが、こちらはその一部「まあるいフルーツを持った猫」です。
どうも、、、スイカを持った子が重そうでかわいそうで、カットスイカにしてあげればよかったかも(笑)
古い作品も多くて、常連の皆様には申し訳ないのですが、どうぞ会場にお越し下さい。
猫町の個展まであと12日です。
今年もまた後悔しきり、、、、
新作が思うようには、出来ませんでした。
画像は・・・ちょっと大きなものとしては、今回の最後の作品、
組作品「竹取の翁」「優しい雪女」の途中経過です。
私の友禅はいつもカラフルな作品が多いのですが、
これはトーンを抑えてみました。