新緑が眩しい季節がやってきましたね〜〜
小さなつぼみだったすずらんが可憐な花を咲かす位の期間、ブログの更新を怠っていました(^_^;)
すずらんは5月の花・・・そう、明日はもう5月・・・・そして個展の月です。
折しもギャラリー猫町からDM葉書が届き、心は個展のことでいっぱいになりそう・・・ああ、時間が1か月戻ってくれたら・・・って、もう5回目の個展なのに今年もまた同じことを言っている私です(^_^;)
個展には、今年もお馴染みのマトリョーシカ猫を出展します♪
GW初日の昨日から始めた彩色は(左)・・・・今夜は右くらいまで進みました。衣装の柄は全部違ったものにする予定ですので、完成まではまだまだかかりそう。
陶器猫制作は今日で一旦中断して、明日からは友禅猫の彩色にかかる予定です♪
久しぶりに陶器猫に絵付けをしてみました。
泥棒猫君・・・違うっ!唐草模様猫です(^_^;)
唐草模様は吉祥文様のひとつで、先へ先へと伸びる蔓が長寿や繁栄を現していると受け取られ、大変縁起の良い模様として知られています。
そんなことから、今回作った猫には、画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、「祝」の文字を入れてみました。
ギャラリー猫町の個展に持参します。
小さな小さな陶器猫ですので、ささやかなお祝いごとなどに、気楽な贈り物としてお使いくださいませ。
我が家の猫の額ほどのベランダにも、少しずつ春の花が育ってきています。
先日、猫だるまを乾かしながらふとすずらんの鉢に目をやると・・・・・
なんと、かわいいつぼみが2個出ていました。すずらんの芽は全部が花になるわけではなくて、比較的細い尖った芽は葉に、ぷっくりと丸い芽は花をつけるそうで、そういえば春先に見た4個の小さな芽のうち、二つがぷっくりしていました♪
このすずらんは、2年前ギャラリー猫町の個展に向かう際に、東京駅の花屋さんの店先で見つけたもので、その前年に亡くなった母が一番好きな花なので会場に飾ることにしたものでした。
個展が終了した際に、切花のすずらんには少し根が残っていたので、鉢に植えたら根付くかもしれないと京都に持ち帰りました。、昨年は葉っぱしか出てこなくて、今年もだめかと思っていた矢先・・・・ちいさなかわいい花芽です♪
猫だるまと並行して個展の染額も、、、ゆっくり(あかんやんか、急ぎまし〜〜)進んでいます。これは、以前作った「青い美瑛川」を元に、柄を少し足して新しく作る染額図案です。美瑛川は温泉成分が強くて魚は棲めないということですが、、、旅猫君の願望ということで、お許しを(^_^;)
とうとう個展まであと1か月、、時間はもう戻らないのですよね・・・・毎年毎年同じことを言ってる私。
ため息。
まだまだ先だと思っていた個展(谷中・ギャラリー猫町)まで、一ヶ月ちょっとになってしまいました。制作は・・毎回のことながらあまり進んでいなくて、ギャラリー猫町のHPに予定が掲載されているのを見て、急に怖気付いています。
5/21〜5/31 *5/25〜27休廊
●小島美知代個展「好きな事」
●小紅個展「あんこときなこの誘惑」
今年ご一緒する小島美知代さんは、木目込み猫人形作家さん。猫版市松人形とでも言ったらいいのでしょうか、、、素敵な和テイストの作品を作っていらっしゃいます。
私は、もちろん友禅染猫額がメインですが、陶器のマトリョーシカやタイルなんかも展示します。タイトルの「あんこときなこの誘惑」から想像されるように、和菓子やキャンディなんかをテーマにした作品も何点かお披露目します。
画像左は以前にも紹介しましたが、DM作品です。これはとても大きな作品なので、気楽に飾っていただけるように、小さな額用に各花丸紋を分けた作品も染めてみました。いつものように、これから蒸しに出して金彩・額装いたします。
DM葉書が出来ましたら詳しいご案内をいたしますので、是非会場にお越し下さいね。
布作品のもう一つの話題は・・・・・・
以前このブログで、友人の経営する「天ぷらとガラスアクセサリーのお店」の暖簾を頼まれた話をしたことがあると思いますが、その暖簾、月日とともにお客様がかきあげる部分がひどく擦り切れてしまったらしく、少し前に役目を終えて引退しました。
お預かりした上等な麻布に恐る恐る猫を描いたことが、昨日のことのように思い出されます。
そして・・・・・・なんと!このたび、友人が暖簾の無事だった部分を利用して、バッグにリメイクしました。うれしいことに、欲しいという方も多いとか・・・・♪(えへ、、、私も欲しい)
何はともあれ、引退後もこんな可愛らしいバッグになってまた友人が使い続けてくれることに感謝です。
ちなみに現在友人のお店に下がっている暖簾も私の作品です♪(3代目だよ〜)こちらもいつかバッグになるかも。
4月2日 絶好のお花見日和の上に、平日なのになぜか二人共仕事休み(^O^)
これはもう、どこでもいいからお花見に出かけるしかないねと、我が家から歩いて10分の出町柳駅から京阪電車に乗り込んで、大阪京橋でJR紀州路快速に乗り換え、やって来たのが和歌山市。(たった一回の乗り換えで和歌山市に行けること、この日初めて知りました。)
ちょうどお昼時・・・数ある和歌山ラーメンのお店から、駅そばにある「麺屋ひしお」を選び、歌留多は醤油ラーメン、私は白醤油ラーメンを食べました。麺は喜多方ラーメン風の平麺で、あまり好みではないのですが、湯浅吟醸醤油を使ったというスープがとても美味しかったです。
腹ごしらえをしたあとは、市内を散策しながら和歌山城へ。桜はほぼ満開で、平日にもかかわらずたくさんのお花見客で賑わっていました。
忍者姿のボランティア?の人たちが、観光客を案内していました。
天守閣から見た春霞の紀の川河口が雄大で、小さな旅にもかかわらず、満足度を高めてくれました。
なんせ思いつきの旅・・・お城を後に次の目的地も決まらず駅に戻り、お土産の梅干なんかを買って、あとは大阪あたりで遊んで帰ろうと改札をくぐると、ホームに向かう通路になぜか肉球が延々と続いている・・・
肉球に誘われてとある電車に乗り込むと、電車の床にも肉球が・・・・
車内にはなぜか猫の本ばかり並んだ棚が・・・・・
「ドラえもんのコーナー」もありました。
そうです!通路の肉球を見たときにうすうす気づいていたのですが、、これはあの「たま駅長」で有名になった和歌山電鉄貴志川線に案内する肉球だったのです。もちろん乗り込んだ私たちが着いたのが「たま駅長」が勤務する終点貴志駅。駅舎は見事に猫の姿をしていました。構内にはキャラクターグッズのお店やカフェもあって、いちご狩りの客とたまちゃん目当ての客で、静かな町の小さな駅は大賑わいです。
そしてお目当てのたま駅長は・・・・・勤務時間を過ぎて、ちょっとお疲れの様子。そんでもって〜〜〜、鉄道会社に大きな経済効果をもたらした「たま駅長」は、我が家で以前飼っていた三毛猫の手毬にちょっと似た、かわいいふつ〜〜〜の猫でした。(^_^;)
ちなみに、たま駅長はもう高齢のために土日月はお休みだそうです。(その日は代わってニタマ駅長という猫が勤務するそうです)
・
・
・
こんな日帰りの小さな旅でも、良い気分転換になりました。あ、、、あとはもう脇目もふらずに仕事と個展の準備です。たぶん、、、
でも、姫路城も新しくなったらしいし、岐阜城も近いし、、、(^_^;)