ペンペンで〜〜す。生まれは北の森、あたたかい春の宵はナズナが風にゆれる音に合わせ、仲間達と踊っています。あたしはあんまり上手に踊れないけど、仲間の一人にニジンスキーのようにとびきりバレーの上手な子がいて、皆は彼をクサニャギと呼んでたの・・・みんなの憧れの的だったのだけど、ある日人間界に憧れて町に行ったきり、帰って来なくなってしまったの、、、風の便りでは、人間に姿を変えて今でも踊っているって・・・・今では自分が猫だった記憶もおぼろげになってしまったらしいのだけど・・・・
心が疲れた晩なんかは、大都会の公園で、ふと仲間達と踊った懐かしい記憶に突き動かされて踊リ出すことがあるらしい・・・重い衣装を全部脱ぎ捨てて、、「最高の猫」にもどって!
あ・・・この話に別に深い意味はありません(笑)前言をあわてて撤回したポポヤマさんをどうこう言うわけでは・・・
第三回十猫十色展のお知らせ・・・・開催まで、ときどきトップで紹介させてくださいね。
開催日: 9月17日(木)〜21日(月) 場所 : ギャラリーやさしい予感(目黒)
で、その十猫十色展に向けて、暇を見つけては小さな粘土猫を作成中です。今日誕生したのは、ヴィオレッタです。アクリル絵の具で彩色した後、全体を紙やすりでこすって、薄幸のヴィオレッタのはかなげな雰囲気を出そうとしたのですが・・・・なんせ顔がタレ目猫路線・・・・ちょっと失敗かも・・・これではうがい猫みたい?(笑)
下手な猫でも、出来上がるとお見せしたくなってしまいます。見せられるほうはたまったもんじゃないですね〜〜ごめんなさい。
十猫十色展に、こんな作品を100体なんて力が入っていたのですが、少し減らす予定です。というのも、今年の会場は場所こそ昨年と同じですが、展示室は1階の1部屋でとっても狭いので、一人当たりの展示スペースが充分には取れないと思うからです。よって、30体位になるかもしれませんが(ふぅ〜〜助かった)是非見に来てくださいね。あ・・・もちろん友禅の猫額がメインです(笑)
話は変わって、只今真夜中の一時です・・・外は強い風が吹いて、時折雨が窓をたたいていてちょっと怖い・・・でも、久しぶりの一人の夜、歌留多には悪いけどのんびり過ごせました。、
歌留多は「ここのところ東京より北に行っていないし、栃木へ帰省するのが楽しみ〜」と言っていたのに、栃木よりずっと北の宮城・くりこま高原に出張しています。食いしん坊マダム達の領地を越えて、私の実家をよぎり、那須のキビさん、タムムちゃんを横目に・・・(笑)
4月19日は私の5*才の誕生日でございます。
あ、皆様、お祝いのコメントを要求しているわけでは〜〜!!でも、気が向いたらお願いします。(笑)
誕生日に先立って、昨日水色の封筒が2通届きました。
一通は「年金定期便」で、今年から誕生月に個人宛に送られるそうで、4月生まれの私にいち早く届いたというわけです。。中の書類には、今までの納入記録や将来受け取れる年金の見込み額が細かく記録されてしました。巷ではいろいろ騒がれている年金問題ですが、私に関しては記録漏れはないようです〜〜〜わずかな期間の厚生年金と30年の国民年金しか払ってこなかったので、65歳からの受給額はわずかです(苦笑)
で、もう一通は「定額給付金申請書」です。お金持ちの皆様はたぶん受給を辞退されるのでしょうが(まさかね)、私は・・・もらいますっ!!景気回復のために消費させていただきます。GWに帰省する際の帰りの新幹線に使わせていただきますっ!
東京〜京都 グリーン車17860円→ぷらっとこだまエコノミープラン12600円 に使わせていただきます♪
このプランはビールかソフトドリンク一本がつきます。グリーン車なんて、こんなプランでもなきゃ乗れないと思い奮発しました。こだまは時間がかかるので普段は絶対乗らないけど、今回は歌留多と久しぶりの旅なので、東京駅の大丸で美味しいお弁当やつまみをいっぱい買って、ゆったりと食事しながら帰って来ます。
どうも、最近の私・・・せこい話題が多いです(笑)ごめんなさい。
封筒に載ってる変なものは、年金に文句を叫ぶ小紅猫ではなく、椿姫のヴィオレッタのつもりです。明日完全に粘土が乾いたら彩色しますので、楽しみにしてくださいね。
昨日のできごとを徒然なるままに・・・・
まず、7匹目の粘土猫が生まれました。
桜が終わると、涼しげな藤の花が揺れる季節・・・フジコでございます。
車の前をよぎって、すんでのところで轢かれずにすんだ猫は、驚きのあまり夕空に高く高くジャンプして、京大病院の塀の向こうに走って消えた。。。1秒に感謝。なあんて、別に象徴的なブログを書くつもりではありませんが、友との待ち合わせに病院を選んだことや、その後静かな喫茶店の奥で、戻ることの無い青春時代や駆け足で逝ってしまった人達の話を長い間語り合ったためか、いつになく命について考えた別れ道での出来事だったので、感動もひとしおでした。
友禅組合のホームページに「第60回友禅競技会」の受賞作品がアップされました。
それにしてもずいぶんゆっくりだこと・・もう一ヶ月経ってるのに。ささいなことかもしれないけど、そういうことに業界の元気の無さを感じてしまう人もいるよねぇ〜〜〜
http://www.kyo-yuzen.or.jp/ippin/kaigisho-3.html
2月頃に、彩色部門を担当した競技会の振袖です。・・・・もちろ私は一部門に携わっただけ、、、あまり自慢はできないのですが(笑)呉服関係の仕事に従事する若い女性の投票による、「私の好きなきもの大賞」がとってもうれしいです。
気持ちのよい季節になってきましたが、なんだかねむいですね〜〜
まだまだ下手くそな石粉粘土猫ですが、6匹になりました。目標は100匹、、「十猫十色展」でお披露目するために、増殖中です。
今日生まれたばかりのあたちは、サホというのらよ。春の女神「佐保姫様」にちなんで、小紅さんが名づけてくれたのでち。今夜の「桜と団子話」は、サホが上品にお届けするにゃ。なあんてね、、
で、昨夜は眠くて日記が書けにゃかった・・・(笑)
朝〜〜〜!
何てことはない近所の散策の話題です。水曜日にまたまた団地の東の疎水を歩いて来ました。夕闇の迫る桜の道を銀閣寺に向かって歩いて行くと、途中に京都大学のグラウンドが見渡せる場所があります。強豪で全国に名を馳せるフットボール部が練習中で、遠景は西山、金閣寺方面です♪この日は満月の一日前で、ピンクの花びら越しにくっきりとした金色の月が美しい宵でした。手ブレ画像は、銀閣寺交差点手前から撮った哲学の道・如意岳です。哲学の道は、夜桜を楽しむ人たちがチラホラ・・・・昼間の混雑から解放された道は静かで幽玄の世界・・・・
ちょっと脱線話を・・・・学生の時の友人の話です。この友人は、コンパの後に大勢で賑やかに哲学の道を散歩していて、酔っていたせいか疎水に落ちて気を失ってしまった。酔った仲間の一人だけがいち早くそのことに気づき、すぐに疎水に飛び込んで友人を助けたそうで・・・・事なきを得たけれど・・・・ふっ、ふっ、ふっ、私は知っている・・・・助けた男性は落ちた女性に恋していたことを・・・だから、ずっと目が離せないでいたことを・・・・その後、友人はやっぱり酔って鴨川に落ちたらしく、その時に助けたのもやはり、、、、♪その後、この二人は結婚して哲学の道沿いのアパートに住み、外国に住み、現在は三重の海辺の町で仲良く暮らしているとさ・・・えっ?海辺?海は広いし大きいし、心配だ(笑)
で、今回の団子ネタは、木の葉のクッキーです。枯葉のように見えるけれど、このお菓子は、桜の葉の塩漬けの片面が粉砂糖をかけたクッキーになっていて、桜の香りとサクサクとした口当たりが絶妙です。マイミクのさくらもちさんが送ってくださいました。ごちそうさま〜〜
昨日の日曜日は最高のお花見日和でした。
今回は花咲ちーさんに代わって、昨日誕生したばかりの僕が京都の桜と団子案内をするねっ!
僕が生まれたのは、京都の碁盤の目の一番外側、北東角の高野というところなの。すぐ近くには高野川が流れていて、ちょっと南の出町柳というところから北の修学院あたりまで、堤防に見事な桜並木があるのでち!ここは観光客はあまり来ない地元の人達の憩いのコースなので、ゆったりと散策ができるにゃ!
花を見ながらゆっくり進む街道は車がゾロゾロ、高野と北大路が交差するところの道路標識もゾロ目でち!北に向かって、鯖街道が小浜まで続いているのらよ。僕、おしゃかな大好き♪
でも、今回僕は、ここから西に曲がって松ヶ崎疎水を歩くことにしたにゃ。疎水は、松ヶ崎浄水場から西に閑静な住宅地を縫って、植物園くらいまでずっと続いているんらよ!、ここも観光客があんまりいないので、お花見の穴場だとおもうのらよ。
で、僕らは植物園からさらに西の鴨川も越えて、北大路ビブレというスーパーのペットショップの猫を眺め・・・(僕とは全然違う、耳の折れた変な猫や、やたらに毛の長いモコモコの猫がいた。)・・・またまた西に歩いて、やっとお昼のお団子タイム!町家をそのまま店舗にした「うるめ」というお蕎麦屋さんに入りました。格子戸を開けると、いわゆるウナギの寝床の奥行きのある作りになっていて、まずは土間があり、奥には昔は「おくどさん」があったと思われる厨房・・・・履物を脱いで座敷に上がると、格子戸から筋状の光が入る表の部屋と小さな坪庭を眺められる奥の部屋があり、蛇足ながら学生だった35年くらい前に数年住んだ西陣の下宿を思い出しました。あ、いつのまにか猫喋りが消えてる(笑)
お客が二組しかいなかったわりには、蕎麦が運ばれて来るまで随分待たされましたが、静かな町家に流れるゆったりとした時間と気持ちのよい接客のおかげで、気になりませんでした。
歌留多はザル蕎麦、私は鳥なんば蕎麦を食べました。お蕎麦の量は多め♪ザルの蕎麦つゆは甘み控えめ、鳥なんば蕎麦のほうは薄味でしっかり出汁が効いていてとても美味しかったです。
と、平和な昼下がりの一こまでした。
4月3日「花の金曜日」は、全国的に暖かく絶好のお花見日和でしたね。
京都には桜の名所があまたあれど、人ごみを避けて私達が夜桜見物をしたのは、真っ暗な近所の疎水でした。我が家から東鞍馬口通りを少し西に歩くと、南北に交差する疎水に行き当たります。この暗い疎水も、南に向かってしばらく歩くと銀閣寺、そして哲学の道へと続きます。そのあたりまで行けば、たぶん今夜あたりは夜桜見物の人でにぎわっていることでしょう。
京都には有名な料亭やらレストランがあまたあれど、財布の中身と相談して私達が食事に選んだ店は、北白川通りを少し東に入った定食屋○銀でした。13年ぶりに訪ねたお店は少しリニューアルされていましたが、感じのいい店員さんや豊富なメニューは変わらず、、、値段の安さも変わっていませんでした♪店のそばに小さなペンションがあって、たぶん格安の宿泊料なのでしょう・・・夕食はこの○銀ですますらしく、旅行客も何組か見受けられました。後はほとんどは学生さんやタクシーの運転手さん、ときおり家族連れという地元の客です。
そうそう、13年前によく訪ねた頃、我が家は歌留多が失業中で、職安帰りにはなぜかこのお店で待ち合わせたものです、、、、ちょっぴり苦い、それでいて懐かしい思い出のあるお店、、、、ちなみに、仕事が決まった時は、、、えっへん!京都グルメ本にもよく取り上げられる近くのビストロだったもんね。
で、メニューをお見せしましょう!!!ショーケース前の通路が狭く、デジカメを充分引いて撮っても一部しか写せませんでした。ごく普通のメニューですが、見ていて楽しくなるでしょ。あ〜〜、関東の食いしん坊倶楽部のマダム達、いつの日か京都にいらっしゃった折、グルメな京料理に飽きたらここにご案内いたしましょう。
で、これが私達の今夜のメニュー。目移りしすぎて、ものすごく平凡な定食を選んでしまいました。歌留多がすき焼き定食(やっぱりかよ〜)、私かハンバーグ定食、、、、ビール一本つけて2300円也!美味しかった。