2008年04月29日

今年は近場で

故郷から戻り、急ぎの仕事を片付けると同時に、GWに突入しました。テレビのニュースでは、海外に出かける人達の空港での笑顔を映し出していますが、今年も(強調)我が家は、そんな映像を茶の間で指をくわえて見ています。国内旅行も、7月の東京行き&10月のもしかしたら北海道行きが控えているので、自粛しました。

で・・・・GW2日目の今日、まずは北山通りの新々堂まで歩き、一階のベーカリーで焼き立てのパンを購入して、2階のカフェで軽い朝食を取りました。開店早々ということで、店内は空いていてゆったりとできました。開園時間をわずかに過ぎた植物園も、思いのほか空いていました。幼稚園児〜中高年まで、ところどころにグループを作って花のスケッチを楽しんでいるのが印象的でした。わ、、私も、一応染色をなりわいにしているのだから、時々スケッチをしなきゃいけないなぁ・・・・反省。

園内は、桜はすっかり終わっていますが、ハナミズキ、ボタン、藤、石楠花、チューリップや勿忘草、その他数え切れないほどの花が咲き競っていました。

小さな画伯たちはチューリップが大好き?そっと横目で盗み見すると、それぞれの個性が出ていて面白い。葉を全部描いてから花を描く子、その逆の子、一本一本描きながら全体を描く子、、、、手前のフェンスだけしか描いてない子、、、見ていてとっても楽しかった。

そんなお絵かきする子供達を見ていて・・・・・・小さな頃の私はお絵かきが大好きなわりには、結構飽きっぽいところもあって、幼稚園でお祭りの画を描いた時なんか、途中で細かい描写が面倒になって、お神輿の周りに「人」という漢字をいっぱい書いたり、お花畑の画には「花」という漢字を色とりどりに書いて、先生に叱られたことを思い出したりしました(笑)

追記。また、お金の話〜〜なんて呆れられそうですが、植物園は、60歳から入園無料になります。で、私達はそんな特典は遠い遠い話で関係ないと思っていたのですが、、、、、なんんとまぁ、後数年で対象者になるんですねぇ・・・・入り口の案内板を見ながら、歌留多とため息をついてしまいました。でも、広大な植物園を毎朝散歩するのもいいかもしれません、自分の庭の気分で、・・・・ね、たとえば、北山通りに住む、てりぽさん♪

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2008年04月24日

故郷

よく晴れた風の強い春の日、真ちゃんは空に帰りました。

前回のブログに、いっぱいお悔やみの言葉をありがとうございました。それぞれにたくさんの悲しみ苦しみを心に秘めている皆様のやさしいコメントに、本当に慰められました。あと数行真ちゃんの話をさせていただいて、元の元気な(あほな?)私に戻ります〜〜〜

酒屋の跡取り息子だった真ちゃんは、農家の一人娘と恋に落ち、どちらも家を捨てられないことに悩み・・・北海道に駆け落ちしようとしたけど、東北の田舎町の駐在さんに諭され引き返し、親を説得してお婿さんに行きました。真ちゃんはここ数年こそ苦しい闘病生活だったけれど、良い家族や友人に恵まれ、楽しく充実した人生を歩んできたので、きっと安らかに天国に旅立てたと思います。またいつの日か、あちらの世界で再会したら、思い出話をいっぱい聞かせてもらいましょう。

故郷に滞在中、父母とドライブした田園には、こいのぼりがお腹に風をいっぱいに含んで青空に泳いでいました。染めの色も鮮やかな真新しいこいのぼり・・・・元気な男の子の誕生を心から祝っている気持ちが伝わって来ます。水を張った田んぼには、山桜の花びらが筏を作り、、、秋には黄金色の稲穂が実ることでしょう。

先のブログに続いて、またしてもさだまさしさんの「防人の歌」の一節を・・・・

わずかな生命のきらめきを
信じていいですか
言葉で見えない
望みといったものを
去る人があれば
来る人もあって
欠けてゆく月も やがて満ちて来る
なりわいの中で


Posted by kobechan at 12:34 | Comments (10)

2008年04月19日

さようなら真ちゃん

今回は、個人的な重い話題でごめんなさい。

肝炎で入院中の従兄が亡くなりました。3日ほど故郷に帰ってきます。


まさに三丁目の夕日の時代、田舎の商店街の親達はいつも忙しく、私達いとこ同士は年代に関係なくいつも一緒に遊んでいました。大人になってからは離れ離れになってしまい、ほとんど会うことも無く長い長い月日が経ちました。時々まぶしい夏の光のように、懐かしい思い出が脳裏に浮かぶことはあっても。。。

考えがまとまりません、、、さだまさしさんの「防人の歌」の一節が今の私の心境かなぁ・・・・

おしえてください
私は時折苦しみについて考えます
誰もが等しく抱いた悲しみについて
生きる苦しみと
老いてゆく悲しみと
病いの苦しみと
死にゆく悲しみと
現在の自分と

でも、やさしい奥様、3人の息子、孫に囲まれて、短いけれど意義のある人生だったんだよね。

Posted by kobechan at 01:30 | Comments (7)

2008年04月13日

花も団子もの日

久しぶりの友人とのランチは、毎度のことながら北山で・・・・・でもその前に、、、北山に住むネット友のてりぽさんから、半木(なからぎ)の道の桜祭りの話題を聞いていたので、待ち合わせの場所に向かう道すがら祭りを見物してきました。見事な枝垂桜の道が、植物園の西側、加茂川沿いに、北大路通りから北山まで続いています。縁日でにぎわう並木道に、琴の音がなんとも優雅でした。

今日のランチは、古い民家を改装した店構え、新鮮な京野菜が食べられる「萬川」にしました。旧家のお座敷のような広い部屋の、掘りごたつのある大きなテーブルで、ゆっくり食事をしてきました。野菜中心のお料理が一品ずつゆっくりと出されてきます。お料理はヘルシーで美味しかったし、お店のスタッフの接客態度も気配りが行き届いていて気持ちが良かったです。食べるのに夢中で、肝心の料理の画像が・・・・かろうじて写っているのは、揚げ団子の桜花あんかけです。

食事だけでは別れがたく、お茶でもと・・・喫茶店を探しながら自転車を走らせていると・・・・今度は、プロバンスあたりの一軒家風のカフェが目に入りました。季節の花が咲き乱れた前庭を通って建物に入ると、フラワーショップとレストランが一緒になった「天使のカフェ」というお店・・・・・萬川のお座敷で、「こんな日本家屋に住みたいわね〜〜」なんて話で盛り上がっていた私達でしたが、「こんな洋風住宅に住みたいわね〜〜〜」て、これまたテンションが上がっていました(笑)このお店は、地下で水耕無農薬野菜(天使のひかり野菜)を育てていて、レストランではそれを使った料理を出しているそうです。食事を済ませていた私達は、紅茶だけを頼んだのですが、、、サラダがついていました。ん?美味しい!次回はここで料理を食べてみたい。

お金持ちの友人宅にでもいるようなくつろいだ気分で、お茶だけですっかり長居してしまいました。あ、お金持ちの友人って、キョロキョロ、、画像の二人は・・・お金持ちではありません(笑)でも、二人とも厳しい現実を持ちながら、なんとなく優美な雰囲気を漂わせているでしょ♪

友人と別れ、家に戻ると・・・・歌留多はオンライン競馬で忙しく、お昼は「カップ天ぷらそば」を食べたただけ、、、すみませんね〜〜私だけお腹一杯。夕食は競馬で儲けて・・・・毒を食べましょうね。注 我が家における毒という言葉の意味は、「野菜系でない、お酒によく合う食べ物」のことです。たま〜〜に食べるトロとかウニ、あわびなどは大毒と言います。私は食べられないし家計に毒。

おおおおおお〜〜〜〜〜〜!桜花賞3連単は(15)−(18)−(13)で700万2920円

って、取れるはず無いですが。。。。。

で、赤身のマグロ少しと、山ほどの野菜炒めで夕食。なんだか野菜に縁のある一日でした。

Posted by kobechan at 23:59 | Comments (4)

2008年04月06日

醍醐・山科の桜を求めて

土曜日の京都は桜色〜〜〜

まさにお花見日和の土曜日でした。今回の桜見物は、歌留多の希望で醍醐寺に行くことに・・・・
まずは、近所の桜並木を横目に出町柳駅に向かいました。(画像左)
京阪出町柳駅は、いつもの数倍の人で大混雑していて、大阪方面からやってきた乗客の質問に答える駅員さんの声が、改札付近で飛び交っていました。「大原・比叡山方面は〜〜あちら〜〜叡山電鉄に乗り換え〜」「植物園は、○番出口」「下鴨神社・御所は○番出口」「哲学の道・銀閣寺は〜〜〜」と・・・出町柳駅は、洛北の桜の名所への玄関なのですね。私達は、逆に大阪方面行きの京阪電車を三条で降りて、地下鉄東西線に乗り換えて醍醐駅へ・・・・この間30分位、、、あれ?地下鉄が開通したお陰で、醍醐寺ってすごく近く感じられます。
その昔、秀吉が行った「醍醐の花見」はあまりにも有名・・・・嫡子秀頼、北政所、淀殿、それに大名、小名など約1300名を従えて秀吉最後の栄華を極めた行事であったそうな。この日もすごい数の見物客でした。(画像中)13日は「豊太閤花見行列」で、もっとにぎわうことでしょうが、桜はちょっと遅いかもしれません。
この日が一番の見頃だったような・・・(画像右)

醍醐寺まで来たからには、小野小町の住んでいたという隋心院にもお立ち寄り〜〜〜小町のもとへ深草少将が百日通ったという伝説の舞台がここなのです。(画像左)
小野小町が化粧したと言う井戸にもお立ち寄り。立て札の奥に、今でも水が沸いていました。(画像右)もっちろん、その水で頬のあたりをピチャピチャ(笑)

帰りは、山科疎水(1890年琵琶湖の水を京都へ供給するために造られた琵琶湖疏水)脇の遊歩道をゆっくりと散策してきました。ここは観光客はあまり来ない、桜見物の穴場かもしれません。(画像左)
山科から終点の岡崎までは、水が流れる方向に歩けばいいし、当然下り坂、楽チンよね〜〜なんて、日が傾いてきたにもかかわらずゆっくり歩いていた私達・・・・コースの最後は、なんとちょっとした登山になってしまいました。御陵あたりから最終地点の蹴上の浄水場まで、疎水は地下に入り込み、散策路はその地下道を覆う山道に変わりました。(画像右)小高い丘くらいの山ですが、あまり整備されていない険しい細い道・・・時々木の間越しに山科の町並みが見えるものの人の気配の無い道・・・ちょっぴり心細く・・・・やだ、日はさらに傾いて・・・

ひや〜〜〜っ!やっと終点に着きました。蹴上げの浄水場の古い建物が現れ、インクライン(説明ながくなるから、検索してね、笑)の桜並木を歩き(画像左)
岡崎公園を囲むように流れる疎水の桜並木と遊覧船を見て(画像右)

だんだん説明が、おざなりになってきてますね(笑)

たぶん、相当カロリーを消費したと思われ・・・・夕食の馬鹿食いで

桜を愛でる春の良き日は終了いたしました。

Posted by kobechan at 00:21 | Comments (5)

2008年04月05日

「第2回十猫十色猫だらけ展」のお知らせ

昨年に続き今年も、ネットを通じて集まった猫馬鹿作家の作品展「第2回十猫十色猫だらけ展」 が開催されます。

会期:7月17日(木)〜7月21日(月)

場所: 「Gallery やさしい予感」 

最寄:目黒駅

詳細は後日お知らせします。

Posted by kobechan at 22:22 | Comments (4)

2008年04月01日

エイプリルフールのホント


左京区役所に用事があっての帰り道、4月15日の「手づくり市」の当選を祈願して、知恩寺に立ち寄りました。ここ3ヶ月出店を休んでいたせいか、今度の出店が億劫なような楽しみのような複雑な気分で、いつも出店していた鐘楼あたりにたたずんでみました。そうしたら、なんとなく意欲が沸いてきました。
土蔵の桜は3分咲き・・・15日にはすっかり散ってしまうかも。若葉のお前に会いに来るからね♪

そして、帰宅すると抽選結果の葉書が届いていました。どれどれ・・・・・え?

が〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!落選です。

知恩寺の仏様は、出店が億劫だなんて思ったほうの気持ちを汲んでくれちゃった訳?嘘でしょ、エイプリルフールでしょ?明日になったら、この葉書、当選通知に変わっているんでしょ?

reikoさん、ぶひぃ〜ちゃん、ごめんなさい。私の心の迷いがこんな結果に!5月は絶対、根性で当選しますから〜〜、鞭は堪忍してね。

では、気を取り直して、改めてお知らせいたします。

4月15日、知恩寺手づくり市はお休みいたします。5月の知恩寺でお会いできる事を祈っています。

↓先日紹介した振袖の画像です。見てくださったら光栄です。
http://www.kyo-yuzen.or.jp/ippin/kinki-3.html

Posted by kobechan at 22:57 | Comments (9)