2008年02月22日

バトンタッチ&猫の日

 

終わった〜〜〜!!!!

やっと振袖の仕事から解放された日、戸外には春のような日の光が降り注いでいました。季節は春にバトンタッチ?私の仕事も、無事次の工程にバトンタッチ出来ました。京友禅は工程が沢山あって、それぞれが分業性なので、各々の担当の箇所でミスをしたら高価な着物が台無しになってしまいます。緊張の2週間でした。蒸し、伏せ糊、引き染、糸目落とし、仕上げ、、、、仮縫い、、、これからも沢山の人の手を経て競技会に出されます。久しぶりに手ごたえのある仕事をさせてもらいました。

で・・・いいお天気なので、家中の布団をベランダに干して、シーツも毛布も洗濯をして、仕事の間手抜きをしていたお掃除も済ませ・・・午後からは、先日購入した本を一冊持って、近所のスターバックスではのんびり過ごすことにしました♪ところが、やはり呆けていたのでしょうね〜〜コーヒーをおもいきりへそ下あたりに(やばいよ)こぼしてしまいました、、、のんびり読書している場合ではなく、脱いだコートで前を隠しながら急いで家に戻って来ました。こ、、、このごろよく物をこぼす、、、、これってもしかして、、、老化、、、、、

明日からの仕事は、ちょっと気楽な子供の着物だけど、色を落としたりしないように気をつけマッス!!

追記 今日2月22日は「にゃんにゃんにゃん」の猫の日でした。台所の戸棚を整理していたら、熊やウサギやゾウさんの模様のついたかわいいプラスチックボウルが出てきてホロリ。手毬が愛用していたものです。我が家の最後の猫手毬が虹の橋に引っ越して2年半?もう一度猫と暮らしたいけど、私達のほうが先に死んでしまう可能性もある年代にさしかかっているし・・・・踏み切れない。

今日のなごみ画像は・・・郷里の従姉妹が送ってくれたデメルのチョコレートだす。猫柄の箱の中には、猫の舌の形のチョコレートがぎっしり詰まっています。バレンタイン用だったかもしれないけど、預かっていた母が送ってくれたのが今日、猫の日。本当は歌留多にだったかもしれないけど、これは私のもんだい!○っこちゃん、本当にありがう!!これ欲しかったのよ〜〜

Posted by kobechan at 00:41 | Comments (5)

2008年02月17日

コンサートに・・・・

2月16日「NHK Oldies天国」in長岡京に行ってきました。

平均年齢45歳という6組のアマチュアバンドが、過ぎし青春時代の音楽を情熱的に演奏して、その腕を競います。観覧申し込みに当選していたので、小雪の舞う中を歌留多と行ってきました。お互いの仕事を終えてから、街に出てコンサート&夕食!なんて素敵な土曜の夜の過ごし方!まるで埼玉のドラミさん夫婦みたいだわ・・・・といっても、クラシックコンサート&フレンチ専門のドラミさん夫婦と趣が違うのは、私達が行ったのが、アマチュア・ロックコンサート&中華料理ってところかな(笑)

会場は京都市内からは少し離れている長岡京市にあるので、四条大宮駅で待ち合わせて、阪急に乗って20分・・・・目的地の長岡京記念文化会館に着くと、立派な広いホールは、昔の少年少女達のなんとも和やかないい雰囲気。出演者達は、アマチュアといえども、すごく上手で、楽しそうで、、、何よりもいい仲間があって、皆いい人生を過ごしているなぁ〜〜とちょっぴりうらやましくなりました。

さてさて、ゲストの尾藤イサオさんは、いったいおいくつなのでしょ?歌声がすばらしく若く、動きがバイタリティに溢れ、サービス精神いっぱいのトーク、、、さすがプロと感じ入りました。(会場は撮影厳禁だったので、画像がありません。)

あ、夕食は・・・家の近くまで戻って、空いていた小さな中華料理屋さんへ・・・まずかった!


日曜日・・・せきものの仕事に押しつぶされそうな私に代わって、歌留多が夕食の買い物に行ってくれました。黄色いリンゴの山の中に、きれいな赤色がぽわ〜〜っとついてるのを見つけたと、うれしそうに帰ってきました。本当にきれいな紅色、まるでリンゴのほっぺのよう??で、今夜のなごみ画像は、リンゴ猫だす!!

「明日お前を〜〜〜食ってやる♪」ロカビリー調・・・・・

Posted by kobechan at 22:52 | Comments (9)

2008年02月11日

三連休


2月9日(土)朝から降り出した雪は、昼頃にはあたり一面を銀世界に変えました。

仕事をしながら近畿放送ラジオを聞いていたら、降りしきる雪と社寺仏閣を撮影しようと、たくさんのアマチュアカメラマンが、金閣銀閣寺や清水寺を訪れているという話題を伝えていました。ちょっとそそられる話でしたが、良い写真撮れる自信は無いし、いいカメラも持ち合わせていないし、なによりも寒いし、取りあえず急ぎの仕事に精を出すことにしました。
夕食はおでん、昼に仕込んでおいて、後はオンライン競馬中の歌留多に煮込み番を頼みました。関西ではあまりなじみの無いちくわぶもスーパーで見つけたので、今回初めて仲間に入れてみました。(ちくわぶが入っていない店はおでんやとは認めないというほど、ちくわぶを愛するネット友達に敬意を表して・・・hide君このブログ見てくれてるといいな♪)ちくわぶの成分は小麦グルテンのためか、ちくわの食感というより、モチモチとした固めの生麩のようで、とても美味しかったです。


2月10日(日)気温は低いものの、明るい日差しの下で、昨日子供達が喚声をあげて作っていた雪だるまがどんどん消えて行きました。

三連休中日ですが、今日も仕事をすることにしました。わ、私だって、猫額ばかり染めてるんじゃないのよ〜〜。ちゃんと着物も染めてるのよ〜〜。今回は、春の雰囲気をちょっとお見せします。振袖の片袖に描かれた枝垂桜です。すそのほうにはボタンやアジサイ、あやめ、菊、、、が描かれた、百花繚乱の見事な振袖ですが、私の図案でないので、残念ながら全体はお見せ出来ません・・・ご覧になりたい方はご購入を・・・たぶん、目の玉が飛び出る値段です・・・私達職人の彩色料は・・・・たぶん、とほほです(苦笑)


2月11日(月)穏やかな一日です。連休も最終日になってしまいました。

ちょっと癖になってる美味しい漬物を買いに、銀閣寺近くのスーパー「メルシー・マルギン」まで、散歩をかねて出かけることにしました。東大路から御影通りを東に入り、京大農学部裏門〜理学部構内を抜けて、今出川にぶつかったら東へ、、、大学のキャンパス内は緑が多く、イケメンも多く・・あ、いえ・・・とにかく、気分爽快になれる散歩コースなのです!!ちょうどお昼時、大学生協で食事も楽しいのですが、今回は、今出川通りに面した手打ちの戸隠そば処實徳(みのり)に入ることにしました。もちろん冬でも蕎麦はザル!このお店のザルは、小分けして束にした蕎麦が数束盛ってあって、その1束を1ボッチといいます。今回は普通盛りの5ボッチを頼みましたが、7ボッチ大盛り、11ボッチの特盛りもありました。蕎麦の香りがさわやかで歯ごたえがあって、とっても美味しい蕎麦でした。
う・・・なんだか長くなってしまいました。最後の話題は、目的地のスーパー前で開催されていた古本市のことです。京都では、古書や美術書なんかも取り扱う大きな古本市が、年に三回ほど開催されますが、、、、貴重な本が多いだけに高価で、お財布が心配。でも、今回のスーパー前の古本市は、各家庭で不用なったと思われる本が雑然と並べられているもので、お目当ての本にはなかなかめぐり会えないものの、なんと言っても安い!辞書だろうが美術書だろうが、ハードカバーの小説だろうが文庫本だろうが、すべて100円というのが魅力的な市です。さらにうれしいことは、家庭で不用になった本を持参すれば、三冊につき一冊と換えてくれることです。読み終えて邪魔になるものの、ごみに出すには忍びない本を整理するのに最高です♪
今回掘り出した本は・・・

ジャンルも傾向もちゃんぷるですが、ブラボー!800円です!!

「活動写真の女」浅田次郎
「天国までの百マイル」浅田次郎
「見知らぬ妻へ」浅田次郎
「老人力」赤瀬川原平
「料理小説集」村上龍
「天国の五人」ミッチ・アルボム
「深い河」遠藤周作
「ネコはなぜ夜中に集会をひらくか」小原秀雄

最近妙に本が読みたいのです〜〜。若い頃は推理小説しか読まなかった、、、今頃後悔してます。ろ・・・老眼が〜〜

Posted by kobechan at 23:14 | Comments (6)

2008年02月06日

赤い靴

歌留多が、八王子へ出張した帰りに、新横浜駅でお土産を買ってきてくれました。手渡されたのは、マッチ箱よりちょっと大きくてキャラメル箱よりは小さな赤い箱です。

「うっ、なんてささやかなお土産なんだ、、ケチ、、、、」

と、私の気持ちを読み取ったのか、「こんな小さくて250円もしたんだぞ!」と歌留多。

「に、、、にひゃくごじゅうえんて!あ〜た、きょうび250円のお土産って」

と、期待せず箱を空けたのですが、なんと、出てきたのは中味がチョコレートの小さな赤い靴。

なんてかわいいんでしょ!

小さな頃、童謡「赤い靴」が大好きでした。物悲しいメロディーを口ずさみながら、赤い靴、横浜の港、異人さん等の言葉に秘められたエキゾチシズムに憧れたっけ。あの頃は、異人さんに連れられて外国に行ったら、本当に青い目になっちゃうのかなと心配したものです。赤い靴の女の子は、結局は海を渡ることなく病気で死んでしまうのだけど、そんな悲しい事実を知るのはずっと後のこと。私が、夢見る小さなこべちゃんだった昭和30年代は、まだまだ外国旅行は大変な時代でした。それでも、いつか私も横浜から船に乗って外国に行くんだと、夢と希望で胸がはちきれそうでした。さすがに、青い目と金髪のお人形さんみたいな少女になるんだ、なんてことまでは夢想しませんでしたが(笑)

・・・・それから何年、何十年の月日が経ったことでしょうね、、、未だに外国に行ったことがない、きょうび珍しい存在になってしまった私です(笑)でも、夢は絶対叶えます!遠からず、赤い靴を履いたばーちゃんになって、イギリスに行くぞ!!!!!

チョコ食べよう・・・・(笑)


Posted by kobechan at 01:04 | Comments (9)