2007年02月26日

上賀茂手づくり市

寒さの戻った日曜日は、上賀茂神社の手づくり市の日でした。(毎月第4日曜日)私は出店していないのですが、知恩寺にいつも一緒に出店している草木染の友達のために、激励とお弁当の差し入れに行ってきました。

この市は、京都の数ある市の中では歴史が浅く、天神さん・弘法さん・知恩寺の手づくり市などと比較すると知名度が低く、客数も少なめです。それだけに、世界文化遺産の神社の広い境内の200店舗をゆったりと見て回れるし、作り手さんともゆっくりおしゃべりできます。お店の立場からしたら、今のところ売り上げはあまり期待できないのがちょっと残念なこと。一方良い面は、この市の出店方法が電話申し込み、場所は抽選制なので、知恩寺のような結果待ち・朝の場所取りの煩わしさが無いこと。どちらの市にも一長一短がありますね♪昨日の様子を見た限りでは、私の気持ちは「上賀茂手づくり市」に傾いていますが、距離的にちょっと遠いし、車を持っていない我が家は運搬が難しいかな・・・知恩寺なら近いので、自転車で2回運べば事足りるし・・ああっ、あの場所取りの苦労さえなければなぁ・・・

画像1 友人の出店場所の側には、紅梅&白梅が満開になっていました。

画像2 ならの小川沿いにたくさんのお店が並んでいます。春〜夏には川面を涼しい風が通り抜けて、気持ちの良い市になりそうです。

手づくり市に刺激を受けて、何かが作りたくなりました。私が仕事に使っている染料は、酸性染料という科学染料で、絹にはよく染まりますが木綿には不向きです。木綿に染まる直接染料はわずかな色しか持っていませんので、限られた配色でクッションを染めました。洗濯に耐えるかの試しなのでちょっと雑(笑)、でもそれがかえってラフな感じを出してるような、、、、一枚のカバーの裏表です。

今日もまた・・・ほとんどの繊維に染まるダイロンを使って、大きな布を絞りの藍染風に染めてみました。ちょっと頼まれている暖簾の試作品にと思ったのですが、屋号の文字の白抜きに失敗・・・一部を切って、またまた猫柄クッションカバーだす!柄はアイロンで止る水性グッタで描きました。

うう・・・早く着物の仕事持ってきてね>悉皆屋さんへ
じゃないと、木綿染め遊びが楽しくて、友禅に復帰できなくなる(笑)

Posted by kobechan at 21:17 | Comments (2)

2007年02月21日

猫の日を前にして

2月22日の「猫の日」を前にして、亡き猫達にお供えでもしてあげようかなと思った午後、にゃんともタイムリーにキャットフードの詰まった宅配便が届きました。ちょっとうれしい賞状と共に。。。。。

実は昨秋、腕試しのつもりで、「猫の手帖社」とペットフード「キャネット」共催の「第18回キャネット大賞」のイラスト部門に応募していたのでした。染物では応募資格が無いのかなと危惧しつつ、、、、そして数ヶ月が経った2月、「猫の手帖」3月号に入選作品が載るということで、近くの書店でこっそりページをめくりましたが、大賞、入賞欄に、、、私の作品は載っていませんでした。(なんという大胆な己を知らぬ行為!笑)

ま、そんなものと諦めた数日後の午後、上記のキャットフードに混じって、「佳作」入選の知らせが届いた次第です。佳作は、写真・イラスト・ユニーク作品・キッズ作品の全部門合計で200名もいただけるということ・・・・あんまり名誉ではないのかなぁと思いつつ、4000人以上の応募の中から選ばれたのだから、、、と思うと、ちょっとうれしい気持ちが沸いてきました。なんせ、賞にはとことん縁の無い人生ですから・・・素直に喜びましょう〜〜〜!!そして、来年は大賞を狙ってがんばります!って、すぐその気になるおめでたいやつ!(笑)

小紅・歌留多・手毬・・・そんなあほな私を、千の風に、千の風になって♪今年も見守っていてね。人間歌留多はずいぶん寂しそう、、、生まれ変わって来る?

賞品の猫缶は、しばらく亡き猫の写真の前に供えたら、友人の猫の「サクラ」にプレゼントしてあげましょう。

Posted by kobechan at 00:36 | Comments (13)

2007年02月10日

2月15日の手づくり市

換気しようと窓を開けたら、外は暖かい春の雨が降っています。団地の梅の蕾は、この雨で明日にも一斉に開くかもしれません。例年なら一番寒さの厳しい2月の手づくり市ですが、この調子なら、出店の皆さんはそれほど辛い思いはしなくて済みそうですね。

私のお店「猫のひたい」は、今回はお休みさせていただきます。新しい作品が出来ない上に、着物の仕事に追われて時間的な余裕がありません。(友禅の仕事は、昨年の大型問屋倒産以来思わしくないのですが、何故かここのところ忙しいので、しばらくはありがた〜〜い気持ちで、本業に専念します♪)来月は新しい作品持参で出店したいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by kobechan at 00:53 | Comments (7)

2007年02月04日

節分

一年で一番寒く、めったに降らない雪まで舞うのが京都の立春の頃・・・・のはずが、今年は本当に暖かいです。

昨夕は、会社帰りの夫と待ち合わせて、吉田神社の節分に行ってまいりました。東大路から一条通を東へ神社までの数百メートルは、両側を京都大学のキャンパスに挟まれて、普段は学生が行きかう、若さとインテリジェンス溢れる通りです。

この日は両側にたくさんの露天が並び、吉田神社に向かう老若男女でごった返していました。露天は、数店の遊技場のほかは、ほとんどが食べ物屋さんです。りんご飴、フランクフルト、おでん、焼きソバ、たこ焼きは定番・・・たらこ、筋こんにゃく、マグロのステーキなんてお店もありました。長い行列の「出町の鯛焼き」なんてお店も・・・??美味いのかな?有名なのかな???マスコミで取り上げられたのかな??あ、また意地悪な見方してしまいました(苦笑)ちょっと何か食べたい気分でしたが、空きっ腹に一杯のビールを楽しみにしてる歌留多は、お店には目もくれず、、、(笑)

吉田神社は、詳しい縁起は知りませんが、おおざっぱな認識の範囲では、全国の神様の社があり(歴史が新しい北海道が除かれてるのに、歌留多は不満げ・・)、そのほかにも、お菓子の神様、学問の神様、料理の神様、海の神様等々、盛りだくさんの神様が祭られてるそうです。ずぼらな私達夫婦のお参りにぴったりです♪

画像は火炉祭の準備風景&鰯を焼く露天の煙

火炉祭とは・・・吉田神社のhpより抜粋
「本社の三ノ鳥居前に直径5m高さ5mもの巨大な八角柱型の火炉を舗設。節分祭中参拝者が持参した旧い神札が積み上げられており、浄火を点じて焼上げる。その有様は盛観を極め、火焔天に冲する時人々が待ち望みし春(立春)が訪れるのである。参拝者には、その炎が無病息災をもたらし新春の幸運を授けると言われる」

本宮にお参りした後には、福引券つきの福豆を購入してきました。二つ、、、そーぼっちゃま、うしぼっちゃまの高校受験合格を祈願しながら、代わりに食べておきましょう♪景品が楽しいです。まだ、当たったことはありませんが・・今年は他の人の幸運を祈った奥ゆかしい私達なので、きっと当たるでしょ、オホホ。

そして・・帰りは混雑を避けて、京大キャンパスを抜けて百万遍に戻り、空きっ腹の歌留多と居酒屋へ〜〜〜〜〜毎年変ること無い節分の儀式です♪

Posted by kobechan at 14:37 | Comments (5)