2006年08月28日

夏の終わり・・・リフォームその後

近所の空き地に、珍しい植物が生えていました。私が見たことがないだけかもしれませんが、葉はシシトウに似て、花は茄子の花を白くしたようなもので、今は花が終わって小さな黒い実が10個くらいが一房になって下がっています。空き地の横は交番ですが・・・一枝だけ失敬してきました。吾亦紅の赤に黒い実が映えて、玄関に密やかな秋の気配を運んできました。

私達夫婦にとっての今年の夏は、バカンスに縁がなく終わろうとしています。お盆休みを利用してあんなに情熱的に始めたリフォームも、壁を塗り終えて畳を剥がして大型ごみに出して以後、全然進んでいません。

というのも、仕事が忙しくなったことに加えて、床材を何にするかで夫と意見が合わずにほったらかしになってしまったからです。夫は無垢のフローリングを希望。。。私は安〜〜〜い合板で間に合わせる予定だったため、なかなか購入まで進みませんでした。

「だって、無垢材は高いし、そりやゆがみが出るので素人には施工が難しいんだよっ!おまけに後のメンテナンスも大変なんだよっ!」と、にわか知識をふりかざして説得を試みる私。「はだしで木の感触を楽しみたいし、フォルムなんたらも出ないし、健康にいいんだよっ」と、これまたにわか検索で無垢を主張する夫。じ、、、実は、古い団地の4畳半に無垢材はもったいない、夫の部屋になるんだし、、無垢は経済的にもっと余裕が出来た時にリビングにというのが本音なのですが、、、

ううう・・・甘いなぁ私。夫が信州に出張中の今日、

じゃ〜〜ん、オンラインで桜の無垢材を注文してしまいました!!

実は・・・輸入もので、安いものです。合板にわずかに上乗せしたら購入できました。夫には「無垢だよ無垢だよ無垢!!お酒控えてね!!!」とでも言って、恩を着せましょ。(笑)貧乏はや〜〜ね。

なあんて、最近話題がないもので、お粗末なお話でございました。

とかなんとか言ってるうちに、今日は30日、早くも床材が届きました。一人では重くて運べないので、とりあえず狭い玄関に置いてありますが、はやる気持ちを抑えきれず梱包を解いてみると、ああ、、木のいい香り。桜の木って、ほんのり桜色しているんですね♪ほろよい美人の肌みたいだね(笑)

Posted by kobechan at 23:35 | Comments (11)

2006年08月16日

夏休みはどこへ?

暑い京都に留まった今年のお盆休みは、夫の知り合いのお見舞いに始まり、旧友との再会、メル友のWILD君とのプチオフ会と進み、13日は、近所の下鴨神社の「納涼古本市」に出かけて来ました。真夏の強い日差しを避けて、長い参道の木立の下に沢山の古本屋さんが出店していました。いつもなら、暇つぶし的に出かけていって、面白い本を発見したら買うという気楽な気持ちで見て回るのですが、この日は母に頼まれた植物図鑑を探すのが目的なので、少し緊張しながらの探索でした。残念ながら、膨大な数の古本の中に、お目当ての本は見つかりませんでした。アンティークの本を2冊購入。

そして14〜16日は、長いこと気になっていた北の4畳半の壁塗りです。ここは長いこと納戸代わりの部屋で、老猫になってからの手毬がこの部屋で粗相するようになって、晩年は私達も叱るのを諦めてしまった恐ろしい部屋です(苦笑)。もともとは、窓の外には高いケヤキの木があって、朝は木漏れ日の差すいい部屋なんですがね♪それで、お盆休みを利用して、この部屋を歌留多の部屋(ええ〜〜っ!)に改造することにしました。

まずは噴霧器で霧を吹いて、古い壁紙を剥がす、、、ひたすら剥がす、、、、、磨耗した壁紙はすんなり剥がれず、黴も半端ではないので黴取り剤も塗って、小さな穴を埋めて、養生テープを貼って、、この作業が全工程の8割の時間を要しました。

途中でペンキが足らなくなって、カンカン照りの中、ホームセンターに走ることも。。。

でも!仕上がりは上々!

はやる気持ちを抑えて、あとは休みの日に少しずつ、床や棚をDIYするつもりです。思った以上に気持ちのよい部屋が出来そうです。この部屋がうまくいったら、本命の珪藻土で他の部屋の壁を塗ります。「オイオイ、俺の部屋は元は猫のトイレ、おまけにDIYの実験室かい?」「そ〜〜〜だよ〜〜!リフォーム業者頼む余裕無いもの、貧乏だもの我が家。」

とか何とか言ってるうちに、午後8時、大文字の送り火の点火です。初盆でやって来ていた手毬は、、、忙しい私達に猫の手を貸してもくれず、あたりを駆けめぐっていたようですが、送り火とともに空に帰って行きました。後は静かな夏の宵、、、、いつもよりちょっといいウィスキーを奮発しました。

ああ〜〜っ!遊ばないうちにお盆休みが終わってしまいました。明日からは仕事・・・がんばりましょう。ちょっと目覚めてしまったDIYの資金のためにもね♪

Posted by kobechan at 23:58 | Comments (9)

2006年08月13日

お見舞い&旧友

遠雷の聞こえる怪しげな空模様の午後、夫と伏見区の醍醐まで出かけて来ました。夫の部下が怪我をして、醍醐の総合病院に入院をしているため、そのお見舞いが目的なのですが、私も気分転換(不謹慎?)に同行することにしました。

醍醐は出町柳から京阪電車に乗り、三条京阪で地下鉄東西線に乗り換えて、全工程でも時間で言えば30分くらいの近いところ・・・古くからの友人が引っ越して住んでいる場所なのに、もう何年もご無沙汰している街です。駅前には大きな商業施設が建っていて、周りは団地の高層ビル群、、、、、醍醐は醍醐寺や随心院をはじめ、名所旧跡も多いところですが、駅前は随分近代的な街になっていました。

駅からすぐの病院を訪ねると、病室に彼の姿は無く、しばらくすると元気で散歩から戻って来ました。、指一本に白い包帯がまぶしい・・・・でも傷はそれだけ??一見したらかすり傷のようです。でも、明るい笑顔で見舞いの礼を言う彼は、実は旋盤で指を切り落としてしまったのを元に戻すという難しい手術を受けたばかりなのです。事故の日に限って、もう随分慣れてきたようだと思って、「気をつけろよ」の声かけをしなかったと気に病む夫は、「顕微鏡見ながらの細かい神経を繋ぐ手術がうまくいって、リハビリで元に戻る」という彼の言葉に、ずい分ほっとしていました。そして、今の医学の技術の進歩に驚いていました。「病院内には筋力トレーニングの設備も整ってることだし、この際体力つけて退院します。」と前向きの若い彼は、快復も早いでしょう。

そして帰り道、急に思い立って、長いこと会っていない私の旧友を訪ねてみました。学生寮の隣同士で、毎晩のようにお互いの部屋を訪ねてはたわいもない話をしたのが○十年前、結婚してからも夫を交えて4人で食事にもよく出かけたものでした。いつの間にか会う間隔が伸び、ほとんど会わなくなって・・・・う〜〜ん、それぞれの生活の中で、変わってしまった感性とかもあるし、ノスタルジーで訪ねたら迷惑かなとも思ったのですが、その思いは杞憂に終わり、会ったとたん以前と変わらぬ、明るいハイテンションの歓迎ぶり、、、あっという間に時間が戻り、楽しい時を過ごして来ました。

再会を約束して出町柳に戻ると、通り雨があったようで、数日間の酷暑が和らいで高野川の川風が心地よく、ほろ酔いの夫とぶらぶら歩いて家に戻ってきました。

PS  知る人ぞ知る・・この旧友と一緒に船尾から日本海に○○したのだよ〜〜
    ああ〜〜、花も恥らう19歳の乙女の時代があったんだな〜〜〜私らにも。
 

Posted by kobechan at 02:00 | Comments (7)

2006年08月11日

秋の気配


8月15日知恩寺「手づくり市」が開催されます。私の「猫のひたい」は、今回はお休みさせていただきます。また9月にお会いできるのを楽しみにしています。

立秋を過ぎてから、空は高く澄んでかすかに秋の気配・・・・でも、暑いですね。京都は連日最高気温は35度以上で、若干夏バテしてます。掲示板のレスは明日に・・・・

Posted by kobechan at 00:24 | Comments (5)

2006年08月04日

猫もの・・・

何ですとぉ〜〜!京都市の最高気温36、2度ですってぇ〜〜!

暑い日が続いています。早くも夏バテでしょうか?仕事も遊びも、、どうも意欲的になれません。そんな毎日ですので、ブログの話題が見つからず、更新がままならない状態です。

そういう時は、、、お得意の猫話。

書棚を整理していたら、奥のほうから懐かしいマイケルのランプが出てきました。ずい分昔、「ホワッツマイケル」という漫画の懸賞で当たったからと、友達がプレゼントしてくれたものです。この漫画、ちょっとドジな茶トラ猫「マイケル」に我が家の猫の心理を読み取ったり、猫に振り回される人間達の中に自分に良く似た人を発見したりして、当時大笑いしながら何度も読んだものでした。

長いこと猫馬鹿生活をしていると、猫関係のグッズが増えて来ます。友達が旅先で買ってきてくれた、猫の置物やアクセサリー、天神さんや弘法さんの縁日で見つけた招き猫、スーパーの抽選会の商品の猫柄土鍋、チョコエッグに入っていた猫のフィギア、、、、、いつの間にか我が家は、沢山の猫グッズに囲まれています。見渡したところ、高価なものや美術品は一個もありませんが、個々のグッズにいろんな思い出がよみがえり、ちょっといとおしい気持ちになります。

そうそう、ネットのお友達の手になる猫関連の品も増えてきました。葛西のご隠居様が描いてくださった手毬の色鉛筆画、老猫会のmoomamaさんの猫土鈴、ネット友達のむっちっちさんのビーズ細工の三毛猫、、、等々、大切な品々です。

それから・・・・手毬が亡くなった後に届いた一通の手紙もあります。手毬から私達に宛てた風の「元気を出して、20年間かわいがってくれてありがとう」という内容のたどたどしい文字の手紙。たぶんあの人からと思いながらも、積極的には確かめないでいる大切な宝物。

いつかまとめてアップしてみようかな♪

Posted by kobechan at 00:55 | Comments (7)