2005年11月24日

古都逍遥

小春日和の昨日、夫と近所を歩いてきました。学園祭で賑わう京大キャンパス〜吉田山〜真如堂〜光明寺〜平安神宮〜みやこめっせ〜哲学の道〜法然院と、お昼のお蕎麦屋さんんでちょっと休憩した以外はずっと歩きずくめの5時間コース、ちょっときつかったかもしれません。

数年前に冬ざれた頃に同じコースを歩いた時は、人影もまばらで静かな古都逍遥といった気分になれたのですが、さすがに紅葉の休日とあって、どこもかしこも人・人・人・猫でいっぱいでした。唯一、ひっそりとした吉田山の深い森を歩いている時だけは、ちょっぴり落ち着いた気分になれましたが・・・(♪紅萌ゆる丘の花・・・・月こそかかれ吉田山・・・一昔前は、三高生の逍遥の地だった小高い丘、いつ行っても京大生らしき姿はなく、山頂のレストラン茂庵を目指す元気なおば様軍団に場所を聞かれます。笑)

10日ほど前に両親を案内した真如堂は、紅葉がいちだんと赤味を増し、境内は観光の人の海でした。紅葉の穴場と報じられ続け、いつのまにかすっかり名所になってしまったこのお寺、この日も朝日放送が撮影に来ていました。

散歩も終盤の哲学の道では、テリポさんのメル友のらびちゃんのお店を見つけ、素敵なアジア風コートを格安、、、激安、、、持ってけ泥棒的な値段で譲っていただきました。らびちゃんはきれいな明るい女性、なんとなくテリポさんに似てます(笑)ありがとう!らびちゃん、コートは12月の手づくり市に着て行きますね。皆さんコートを、、いえ、猫額を見に知恩寺に来てくださいね。

蛇足  夕食の鍋の進むこと進むこと。。。散歩はダイエットの大敵ですね。(^^ゞ

Posted by kobechan at 12:50 | Comments (4)

2005年11月21日

11月の手づくり市便り

11月15日、恒例「知恩寺手づくり市」に出店しました。

小泉・ブッシュ会談の厳戒警備の余波で、観光ツアー控えが多いと聞いていただけに、客足の心配をしていたのですが、少し肌寒い一日ではありましたが爽やかな秋晴れに恵まれ、葵祭りと重なった5月の手づくり市に次ぐ人出でした。

今回は抽選に漏れてしまった友人と一緒に出店。店の名前は「猫のひたいとしっぽ」です。ゆっくり出かけた割には、本堂の南西角のいい場所に小さなスペースを確保できました。商品は、友人の草木染のセーター・マフラー・小物、預かってきた西陣織の匂い袋、そして私の染め額8点の地味なお店でした。友人は始めての出店とあって、ちょっと緊張気味で、一点も売れなかったらどうしようと心配そうでした。そんな友人に「私も最初は一点も売れなったんだから気にしないでね。」なんて変な慰め方をしていたところ、早速店の前にお客様。。。。あ、あれ?友達のセーターが早速売れたよ!!手を取り合って喜んでいる間もなく、こんどはマフラーが!匂袋が!そんな感じで時間が経って行きます。私の猫額は見てくださる方は多いものの、なかなか売れるまでには行きません。午後になってやっと、外国のお客様に2点、やさしそうな女性に1点購入していただきました。一番喜んでくれたのは、完売近い友人!軒下を借りて母屋を乗っ取った気分で後ろめたかったかったのかも・・・。これはもう実力の世界だから気にしなくていいのにと思いつつ、ちょっとほっとした私でした。(*^。^*)

戦い済んで・・・・・寂しくなったお店の様子です。

手づくり市で検索されてこのホームページに来てくださる方のなかで、出店方法を知りたい方がいらっしゃいましたら、お教えしますのでメールくださいね。

Posted by kobechan at 11:38 | Comments (6)

2005年11月10日

11月15日「手づくり市」出店します

知恩寺「手づくり市」、青空ギャラリー「猫のひたいとしっぽ」出店のお知らせ

ここのところ抽選漏れが多かった知恩寺「手づくり市」ですが、11月15日は無事出店できます。今回は、抽選漏れの草木染の友人と二人で出店します。二人とも極々小規模なお店なので、居候出店も大目に見てくれると思います。(^^ゞ友人は「キャットテール」の名前で作品を作っています。それ故、今回のお店の名前は「猫のひたい」改め、「猫のひたいとしっぽ」といたします。ひたいが先なのは単に語呂がいいからです・・・・私が力でねじふせたわけでは・・・・次回は「猫のおかしら」になったりして(笑)

錦秋の京都観光のついでにでも、是非知恩寺にお立ち寄りください。なお、初めての方にご案内ですが、知恩寺は百万遍、京都大学の北側にあります。地図くれぐれもかの知恩院とお間違えの無いようにね、相当距離がありますから。

画像は今回の新作猫額です。友禅を終えて、蒸し・糸目落としをした段階です。これからちょっと、金彩でお化粧して、キラキラした感じを出します。仕上がりは会場でご覧ください♪

Posted by kobechan at 11:13 | Comments (9)

2005年11月04日

平凡な休日&古本祭り

車を持たない我が家、共通の休日はもっぱら散歩です。京都は車の通れない細い路地や社寺仏閣の広大な森が点在して、散歩コースには事欠きません。私達の一番のお気に入りは、下鴨神社を囲む広い糺の森を抜けて、梨の木神社に湧き出る染井の水で喉を潤し、御所をぶらぶらするコースです。ここまでは結構人生観なんかを語ったり、思い出話をしたり・・・・(柄にもなく)

そして折り返しは、出町商店街(枡形商店街)で買い物。大型店の進出で、街角の商店が次々と姿を消していく中、この商店街はまだまだ個人商店ががんばっていて、活気があります。いつも長蛇の列ができる豆大福のふたばや、豆腐の丁子屋なんていう有名なお店あり、なんでこんなに安いのとびっくりするようなスーパーや八百屋さんあり、、学生時代に新聞紙に包んでもらって歩きながら食べたコロッケ屋さんがあり、、、、私よりむしろ夫が目を輝かすのが面白い(笑)

そして最後が百万遍から知恩寺。いつも手づくり市でお世話になっているこのお寺、この日は恒例秋の古本市が開催されていました。時折小雨が降る空模様のためか、手づくり市の賑わいからしたらちょっと寂しい雰囲気ですが、お目当ての本を探す人の瞳は真剣そのものです。お堂の周り廊下には、全集ものがいっぱい積み上げられていて、これはオークションで落札されます。京都という土地柄、染色関係の本も豊富で興味深く見て回りましたが、高価で手が出ませんでした。ボロボロの推理小説で我慢です。そうそう、お年を召した品格の感じられるお坊さんが、なにやら立派な装丁の本を真剣に見ていらっしやるのがとても絵になる光景でした。

そして夕食!知り合いのおじさんのお店で中華料理を食べようということになりました。久しぶりなので、随分読んでない本(漫画)があるからねと入ったお店、、、、若いお坊さんらしき人が、私のお目当ての最新刊のビックコミック読んでて離してくれませんでした〜〜〜さ、三丁目の夕日読みたいのに!!(笑)

補足 古本市は年に3回、場所を変えて開催されます。今回の知恩寺は6日までですよ♪

平成18年は 春の古書大即売会 京都市勧業館  5月1日〜5日
         下鴨納涼古本まつり 下鴨神社    8月11日〜16日
         秋の古書まつり   百万遍知恩寺  11月1日〜5日    だそうです。

Posted by kobechan at 13:01 | Comments (5)