2005年10月31日

雨のハロウィン&退職

土曜日は、メル友のテリポさんと北山通りでランチとおしゃべりを楽しんできました。お天気が良ければ、ゆっくり北山ハロウィンのイベント見学をするつもりでしたが、あいにく冷たい雨に見舞われました。でも、雨が幸い(?)して、平素なら満員になると思われるお店でゆっくりランチを楽しめました。ハロウィンらしくカボチャのグラタンを注文したのですが、なかなか美味しかったです♪画像は、イベントでカボチャカービングをしているところです。

ハロウィンの詳しい歴史はわかりませんが、ケルト民族収穫祭から由来するお祭りで、それによると今日31日は一年の終わりで、この時期は先祖や精霊が帰ってくるとも言われているとか。焚き火やかぼちゃのランタンで霊を迎えるのは、日本のお盆の迎え火に似てますね。子供達がお菓子をもらって歩くのも、関西地方でよく見かける地蔵盆によく似てます。

そしてハロウィン真っ盛りの今日、、、全然関係ない話ですが、6年間勤めたスーパーに退職届けを出しました♪会社の理不尽な方針に対する思いとか人間関係とかで、何度もやめようと思ったことはありました。でも、いつしか相手の立場になって考えてみる心のゆとりが出来て、そのあたりの感覚ははクリアしていたのですが、、、、、

巡る縁なのでしょうか・・・・・初めて勤めた友禅工房の仕事に戻ることにしました。あの頃の師匠はもういませんし、残っている職人もわずかです。でも、規模を縮小しながらも、いいものを作ろうとしている懐かしいYさんSさんの仕事を少しでも助けられたら、私もちょっとは生きがいを感じられるかもしれません。あのころと違って、○眼だし、かえって迷惑をかけちゃうかしらと危惧しながらも、、、ハロウィンがあけたら、明日からは新年!がんばるぞ!!!!

・・・・・と、そうはとんやがおろさない。スーパーはこれから年末が稼ぎ時、今すぐやめるわけにはいきません(T_T)話し合いの結果、これから大晦日までは出勤することになりました。日本の新年の1月から友禅の仕事一本でがんばります。

来年からは歌留多と休みが一緒、収入は多分減ってしまうけど、節約していっぱいいっぱい旅行をするつもり。お互いの実家にも帰って、親孝行(あ、安い旅行する気だな〜〜)するつもりです。(*^。^*)

Posted by kobechan at 10:08 | Comments (11)

2005年10月28日

秋深し・・・

いつの間にかあたりは秋真っ盛りなのですね。

もう10月も残すところあと4日です。早くも11月の手づくり市の申し込みの期日がやってきます。今回は新作を作る余裕がなかったのですが、幸い(???)先月の抽選漏れのために放っておいた柄が2枚あります。(^^ゞ色留袖の仕事の合間に、彩色にかかることにしましょうか・・・

11月は3人で申し込んでみます。9月にお隣だった素描の作家さん、草木染の友人、そして私。3人とも規模の小さな店なので、もし抽選漏れになった場合はお互いに居候させるという密約を結びましょう。(笑)最近「手づくり市」で検索して来てくださる方もいらっしゃるようで、こんなこと話題にしてはちょっとまずい??

この糸目の猫ちゃんがどんな額に仕上がるか、知恩寺に見に来てくださいね。銀杏は金彩でもっとたくさん降り注ぐ予定・・・・天使はシリーズものの、虹の橋からの使者です♪

Posted by kobechan at 13:06 | Comments (4)

2005年10月23日

手紙が届いた!

原画展で寄せ書きをしてくださった老猫会の皆様、ありがとうございました。手毬は会場で皆に愛されて、つくづく幸せな猫だと感激しました。原画展から帰った手毬の額は、いつも昼寝をしていたソファーの上の壁に落ち着きました。

ああしてあげれば良かった、ああしなければ良かったと後悔したり、いややれることはやったのだからと自分を慰めてみたり、堂々巡りの気持ちを抱えたまま、早10日が経ちました。今日は、病院から頂いた花を片付け、手毬の遺骨を猫歌留多と猫小紅の間に安置して、少し気持ちに区切りがついたかも、無理やりつけたかも???

そんな昼下がり、虹の橋の手毬から手紙が届きました!!神様に字を習ったそうで(笑)、たどたどしい文字のような芸術的な文字のような、とってもかわいい文字のお手紙です。よかった、発作で麻痺したおてては虹の橋ですっかり治ったんだね♪手紙によると、手毬は虹の橋で20年も生きた猫って尊敬されていて、お友達もいっぱいいて、毎日元気に遊んでるって!それに生きてるうちは私達に愛されてとっても幸せだったんですって。だから悲しまないでって、、これからは星の光になって、風の音になって、お日様の温もりになって、小鳥の歌になって私達に会いに来てくれるんだって。うれしいな〜〜本当にうれしいな〜〜!それなら私達も元気になれそうだよ!私達が虹の橋に行く時が来るまで、ずっと見守っててね。

消印がよく見えないけど、虹の橋への駅ってレインボーブリッジの近くなのかな?それともあの港からお船に乗って行くのかな?12月には近くまで行くからね〜〜!クリスマスイルミネーションの灯りになって迎えてね(笑)

Posted by kobechan at 01:15 | Comments (16)

2005年10月17日

手毬のことでありがとうございました

多くの方からお悔やみの言葉をありがとうございました。個々にお礼を述べたいのですが、やっぱりまだそれだけの元気が出ません・・・失礼とは思いますが、ここでまとめてお礼を述べさせていただきます。今回のことで、人の心の優しさをいっぱいいっぱい感じました。いつもHPに来てくださる常連さんをはじめ、老猫会の方々の暖かいコメント、本当にうれしかったです。心に突き刺さるような悲しみが、皆様のコメントを読むたびに、少し穏やかな悲しみに変わっていきます。ありがとうございました。

手毬は、倒れてからずっと眠ったままでした。でも、主人が仕事から戻ってなでてあげると、本当に元気よく立ち上がろうとしたのです!!すぐに眠りの世界に戻ってしまいましたが、、、現実では計り知れない不思議な力って存在するのかもしれません、、たとえ、医学的にはよくあることで、神秘性とかは無い事だったとしても、主人の心が慰められたことは確かで、手毬の行動が悲しくもうれしい出来事でした。

老猫会の皆さん、原画展の搬出に際して、手毬の原画を最後に皆でていねいに梱包してくださったと聞きました。お心遣いありがとうございます。moomamaさんが私の思いを原画に添付してくださったことも、本当にうれしかったです。ちゃぶりす君も、エスコートありがとね。

セナ動物病院のスタッフの皆さん、きれいなお花をありがとうございました。治療熱心な先生といつも笑顔の優しい皆さんに通院の疲れが軽減されました。一度も人を噛んだ事の無い手毬が、唯一噛んでしまった北中先生、ごめんなさい。(^^ゞいつも親身になって治療してくださったこと忘れません。

長い間(30年)猫のいる生活だったので、しばらく落ち着かないと思います。でも、少ししたら元気になります!創作意欲、、今は沸いてきませんがいずれ!

Posted by kobechan at 14:49 | Comments (11)

2005年10月15日

ありがと〜!

みにゃさん、あんがと〜!あたちは天寿とかいうものを全うしたらしく、虹の橋にお引越しするにゃん。大好きな猫歌留多にいちゃんと、美を競った猫小紅おねえちゃんと会えるので、さびしくないにゃん。虹の橋から、みにゃさんの幸せをいのってるにゃ〜〜!じゃねっ!


「老猫会の皆様へ」再掲

手毬は、10月13日、虹の橋にお引越ししました。腎不全の治療は順調で、最近は輸液も間隔をあけていたくらいでしたが、突然の発作で、脳に損傷を受けてしまいそのまま眠るように逝ってしまいました。

原画展で皆さんの気持ちが高揚している時に、会場で久しぶりの再会を楽しんでいる時に、本当に本当に報告を迷いました。せっかくの皆さんの気持ちに水を差すようなことに。。。。

でも、考え方を変えました。手毬はきっと、原画展を見届けて安心して眠りについたのだと思います。そして今はご隠居様にお礼に、また星組の猫ちゃんたちの飼い主さんのメッセージを虹の橋に届けるために、魂になって会場に行っていると思います。最後の大仕事に胸を張って頑張っている手毬が目に浮かぶようです。そんなわけですので、こんな時期に報告してしまいましたことを、どうか許してください。

病気がきっかけで、moomamaさんや皆さんという大切なお友達をプレゼントしてくれた手毬に本当に感謝しています。皆さんには、何度お礼を申しあげても足りません。本当にありがとうございました。

Posted by kobechan at 12:31 | Comments (15)

2005年10月12日

第5回猫の肖像画館 原画展

いよいよ今日から、葛西のご隠居様の描かれた猫の原画展が開催されます。
詳しくはこちらから・・・・・・・

葛西のご隠居様は、東京にお住まいの色鉛筆画家です。ご隠居様の描かれる猫画は、毛の一本一本まで緻密に、まるで今にも動き出すかのように描かれたとても手の込んだものです。その技法の素晴らしさはいうまでもありませんが、更に心惹かれるのは、描かれた猫たちのやさしいまなざしに、飼い主さんたちへの愛が感じられることでしょう。作品の猫たちの中には、今は「虹の橋」へ旅立ってしまった猫もいますが、やさしく語りかける原画の猫たちは飼い主さん達にとって、大きな安らぎになっていることと思います。

昨年の春、縁あってご隠居様に描いていただいた手毬の原画も、第4回に続き、今回も展示されることになりました。飼い主達より一足早く、会場で顔を合わせている猫達、たくさんたくさん飼い主自慢をしてちょうだいね♪

Posted by kobechan at 12:27 | Comments (5)

2005年10月09日

10月の手づくり市

10月15日知恩寺手づくり市は、抽選に漏れてしまいました。残念ですが、今回はお休みさせていただきます。申し込み制になってから半分は抽選漏れ・・・くじ運がないようです。(T_T)来月も申し込んでみますので、通るように祈ってくださいませ〜〜

私の猫額は、今月から 「アトリエクラブ」で販売中です。

手づくり作家の店「アトリエクラブ」
午前10:00〜午後7:00 木曜定休 TEL 0798-74-5412
西宮市北名次町15-4ロイヤルヒルズ苦楽園1F
苦楽園口駅下車徒歩5分夙川学院前交差点西側

現在、お隣にオープンカフェ&フラワーショップを増築中です。3つの店が自由に行き来できて、お茶を飲みながら私達の作品を見ていただけるようになるそうです。とても楽しみ!工事が終了したら様子を撮りに行ってきますので、画像はしばらくお待ちください。

Posted by kobechan at 02:08 | Comments (2)

2005年10月07日

離れられない仕事

手づくり市の額用の白絹がいよいよ底をついてしまって、自転車で老舗の白生地屋さんまで出かけてきました。いつもは、天神さんの縁日や和小物屋さんで安く売られているハギレで間に合わせていたのですが、今回はちょっと奮発して、新品の反物を切って分けていただきました。「三越のちりめん、小巾の八掛分」が今回の買い物、、、未だに良く解らない生地の種類や尺貫法です。(*^。^*)

店を出ての帰り道、急な雨。生地を濡らしては大変としばらく雨宿りすることにしました。軒を借りたお店を覗くと、色とりどりの古い着物がさがっています。その中に、淡い地色に菊の花を染めた友禅の振袖を見つけて、しばらく見とれてしまいました。いろんなところにシミが出ていてそうとう古い着物のようですが、細かい菊の花びらの1枚1枚まで、念入りにぼかしてある相当手の込んだもので、往年の友禅職人さんの丁寧な仕事振りがうかがえる逸品でした。

ご存知、和装離れに長引く不況の影響で、工賃を抑えに抑えた着物作りの最近は、昔のようにはじっくり時間を掛けられないのが実情で、不本意でも少し手を抜かざるを得ないことも。。。職人さんにも生活がありますからね。。。それでも食べていけず、昔の工房仲間もほとんど転職してしまって、私も完全にやめてしまおうと思ったことも、、でも離れられずにここまで来てしまいました。私にとって友禅は、不思議な魅力のある世界です。たぶん死ぬまで続けて行くのでしょう。

そうそう、10月の手づくり市は、出店許可の返事待ち状態です。無事許可が下りたら、先月お隣だった着物作家さんが申し込みを忘れたということで、一緒に出店します。規則違反なのかもしれませんが、なんせ二人とも小さなお店ですので、たぶん主催者も許してくれるでしょう。

余談  う〜〜ん、あの古い着物(画像では右から4番目)買おうかな。500円からって書いてあったけど、まさかあの着物はそういうわけには行かないでしょうね。

Posted by kobechan at 01:18 | Comments (2)